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第52回阪神大賞典(GII) 2004年3月21日(Sun) 阪神芝3,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 5 | 5 | リンカーン | 牡4 | 56.0kg | 武豊 | 3.08.4 | − | 472kg(+6) | 1 |
2 | ○ | 6 | 6 | ザッツザプレンティ | 牡4 | 58.0kg | 安藤勝己 | 3.08.6 | 1 1/4 | 500kg(-2) | 2 |
3 | △ | 8 | 8 | ファストタテヤマ | 牡5 | 57.0kg | 安田康彦 | 3.08.7 | 1/2 | 460kg(+2) | 4 |
4 | ▲ | 2 | 2 | ナムラサンクス | 牡5 | 57.0kg | 渡辺薫彦 | 3.08.8 | 1/2 | 474kg(0) | 3 |
5 | 7 | 7 | ヒシブリザード | 牡4 | 56.0kg | 幸英明 | 3.08.8 | クビ | 530kg(-2) | 6 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 13.5 - 12.3 - 12.1 - 12.7 - 13.2 - 12.6 - 12.9 - 13.9 - 13.3 - 12.7 - 12.6 - 11.8 - 11.4 - 11.3 - 12.1 上がり 4F 46.6 - 3F 34.8 1コーナー 4=7=6,5,2(3,9)8-1 2コーナー 4=7-6,5,2(3,9)8-1 3コーナー(2周目) 4-7(6,5)-(1,2)-(3,9,8) 4コーナー(2周目) (*7,6)(4,5)(2,8)(3,1)-9 |
■レース回顧 菊花賞馬を直線勝負で競り落とす・王道路線の主役へリンカーン躍動! |
■レース解説 ゼンノスウィングが押して先頭に立つ。続いてヒシブリザードがつける。ザッツザプレンティは3番手で折り合う。リンカーンはこれをマークする形で追走。少頭数ながら早くも各馬バラバラの展開。ゼンノスウィング、ヒシブリザードがリードを広げて快調に飛ばすも全体的な流れはスロー。3コーナー手前でまずリンカーンが僅かに仕掛ける。これに続いてザッツザプレンティも徐々にシフトアップ。4コーナーにかけて流れが早くなり、ザッツザプレンティが先頭に並びかけていく。その外を回ってリンカーン、ファストタテヤマも進出。内からヒシブリザードが一旦抜け出すがザッツザプレンティ、リンカーンの2頭が並んで接近。叩き合いからリンカーンが抜け出る。 ■レース回顧 馬単◎→○(70%)的中。当然ながら配当激安。こんなの買えません。(-_-) 今回のような極端な偏向オッズを見て取り得る選択肢としては(1)有り金をブチ込む、(2)本線を嫌って穴狙い、(3)レースを見送るの3通りが考えられる。私の場合、まず(1)は有り金といえる元手が無いので無理。(2)を選びたかったが、一角崩しの筆頭が力比べで非力に映るナムラサンクスとムラ馬ファストタテヤマでは買う気も薄れる。ということで(3)を選んでサヨウナラ。 リンカーンはザッツザプレンティの直後をマークし、先に仕掛けてプレッシャーを与えて出し抜く理想的なレース運びで快勝。1周目のスタンド前から向こう正面にかけて多少持って行かれる仕草を見せていたが何とか持ち堪えていた。 ザッツザプレンティは真っ向勝負でリンカーンに対抗したものの、やはり決め手の差に屈した格好となった。他馬に並ばれた状態から抜けるというのは不得手で、今回も追い出してからモタれて苦しそうにしていた。 |