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第52回阪神大賞典(GII)
2004年3月21日(Sun) 阪神芝3,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 エリモシャルマン 93 前走強気に行って沈没。巻き返す余地あり。  
2 2 ナムラサンクス 94 瞬発力の塊。超スローなら一角崩しも可能。
3 3 ユウワンプラテクト 89 以前のキレ見られず。別定では分が悪い。  
4 4 ゼンノスウィング 80 単騎逃げ濃厚も実績皆無では狙い立たず。  
5 5 リンカーン 96 溜めればしっかり弾ける。ここは相手手薄。
6 6 ザッツザプレンティ 97 ロングスパートが身上。力で押し切る構え。
7 7 ヒシブリザード 76 相手格段に強化。ついて行くだけで精一杯。  
8 8 ファストタテヤマ 97 相手の強弱に関係なく走る。アテにならない。
9 シンコールビー 86 明らかに場違い。決め手勝負でも相手が上。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 ロングスパートvs瞬発力のガチンコ勝負はリンカーンに軍配
■予想構築

 傾向分析を持ち出すまでもなくガチガチの鉄板レース。

 軸はリンカーン。ただでさえ流れが落ち着く上に逃げ馬不在で超スローはほぼ確定。ここ2戦はいずれも着拾いが見え隠れする内容となっているが、直線に向くまで脚が温存できそうなここも2着以内に来る可能性が高い。

 相手筆頭はザッツザプレンティ。GI馬は過去10年で8勝。ただ阪神コースでは坂の下りを利用したロングスパートが使えない以上、正攻法で臨む一戦となる。有馬記念では見事に引っ掛かって沈没しているだけに、極端なスローペースになれば意外と梃子摺るかもしれない。

 単穴はナムラサンクス。ダイヤモンドSは典型的な上がりヨーイドン。瞬発力だけに注目すれば上記2頭を差し置いて最上位の存在。2強が早めの進出で一騎打ちに持ち込むことが想定できるだけに、菊花賞のリンカーン的な役割を演じてもらいたい。

 あと1頭抑えるとすれば実績重視でファストタテヤマということになるが、同馬は最後方待機が基本でじっくり構え過ぎても早めに動き過ぎてもダメ。かなりのムラ馬だけに下手に抑えるよりは無視して他に配分してみたい。

◎リンカーン
○ザッツザプレンティ
▲ナムラサンクス
△ファストタテヤマ


■馬券構築

 当てるのは簡単。いかにして儲けるかが焦点。

[馬単] リンカーン→ザッツザプレンティ 70%
[馬単] ザッツザプレンティ→リンカーン 30%


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