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第53回フジテレビ賞スプリングS(GII) 2004年3月21日(Sun) 中山芝1,800M 3歳オープン 馬齢 (牡・牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 6 | 11 | ブラックタイド | 牡3 | 56.0kg | 横山典弘 | 1.48.3 | − | 480kg(-2) | 2 |
2 | 1 | 1 | キョウワスプレンダ | 牡3 | 56.0kg | 佐藤哲三 | 1.48.5 | 1 | 470kg(+8) | 6 | |
3 | 4 | 7 | ダイワメジャー | 牡3 | 56.0kg | 菊沢隆徳 | 1.48.5 | クビ | 532kg(-4) | 11 | |
4 | ▲ | 2 | 4 | アポインテッドデイ | 牡3 | 56.0kg | 柴田善臣 | 1.48.6 | クビ | 508kg(+2) | 4 |
5 | ◎ | 7 | 13 | コスモサンビーム | 牡3 | 56.0kg | D.バルジュー | 1.48.8 | 1 1/2 | 480kg(+2) | 1 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:稍重) |
ハロンタイム 12.5 - 11.6 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 12.4 - 11.9 - 12.0 - 12.3 上がり 4F 49.2 - 3F 36.6 1コーナー 5(4,8,7,14)2(10,9)13(6,12,15)16(1,3)-11 2コーナー (*5,7)-(4,8,14)(2,10,9)13,15(6,12,16)3,1,11 3コーナー (*5,7)(4,15)(14,13)(2,8,16)(6,10,9,12,3)(1,11) 4コーナー (*5,7)(4,15)(13,12)(8,3)(10,11)(16,1)(6,14,9)-2 |
■レース回顧 最後方待機で隠されたギア開放・SS産駒の逆襲ブラックタイド! |
■レース解説 マイネルゼスト、ドラゴンキャプテンが並んで先頭を行く。2馬身離れてアポインテッドデイ等が追走。コスモサンビーム、ミスティックエイジが中団からぐいぐいと押し上げていく。キョウワスプレンダは後ろから2番目、ブラックタイドは最後方待機。4コーナーで全馬が凝縮、一斉に追い比べに移る。内から僅かにアポインテッドデイが先頭に立つが、大外からブラックタイドとキョウワスプレンダが併走状態で急追。粘るアポインテッドデイを交わし、伸び脚に勝ったブラックタイドが先着。 ■レース回顧 ハズレ。苦し紛れに放った言い訳が本当だったとは…。いや、失礼。(^-^;) ブラックタイドは乗り替わりで着狙いならここしかない、と思っていたら勝ってしまった。腹を括って最後方待機に徹したこと、大外を綺麗に回れたこと、キョウワスプレンダと併せて気を抜かず上がってこれたことの要因が全て噛み合った。 キョウワスプレンダもブラックタイドと同じく後方からレースを進めて大外に振ることでスムーズなレース運びが出来ていた。目標がいないと伸びを欠くところがあるだけに、ブラックタイドと一緒に上がってこれたのは良かった。 ダイワメジャーは後方から差し込んできた2頭には屈したものの、重賞の常連アポインテッドデイをゴール前で交わすなど底力のあるところをアピール。適度に水分を含んだ馬場で高速決着が避けられたのが好走要因か。 コスモサンビームは道中外から気負い気味にやってきたミスティックエイジにつられて動いてしまったのが悔やまれる。その後冷静さを取り戻したが、鞭が入ってからの反応は乏しかった。本番はメイショウボーラーが全力で引っ張ることが予測できるだけに消耗戦で雪辱を期したいところ。 ミスティックエイジは中団待機が気に喰わなかったのかムキになっていた。必死になだめにかかる鞍上とケンカしながら直線に向いた時には余力は既に尽きていた。大跳びな走法で、道中のロスがそのまま勝敗に直結しやすいような印象を受けた。無理にでも先行させたほうが良さそうである。 |