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第53回フジテレビ賞スプリングS(GII) 2004年3月21日(Sun) 中山芝1,800M 3歳オープン 馬齢 (牡・牝)(混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | キョウワスプレンダ | 差 | 74 | 一瞬だけ良い脚使える。ただここ相手揃う。 | |
2 | オーガストバイオ | 先 | 79 | ダートで下積み長い。芝では時計的にどうか。 | ||
2 | 3 | コンドルクエスト | 捲 | 71 | 連勝もローカル廻り。相手強化で埋没濃厚。 | |
4 | アポインテッドデイ | 先 | 86 | 詰めの甘さ顕著も実力上位。粘り込み注意。 | ▲ | |
3 | 5 | マイネルゼスト | 逃 | 83 | 頭数が揃うと行き切れないのが気になる。 | |
6 | スマートストリーム | 逃 | 77 | 緩い流れのダートで残っただけでは厳しい。 | ||
4 | 7 | ダイワメジャー | 逃 | 72 | 前走昇級で揉まれて沈没。単純に力足らず。 | |
8 | ドラゴンキャプテン | 逃 | 75 | そこそこ粘れるが追い比べになると苦しい。 | ||
5 | 9 | ビッグエンデバー | 逃 | 78 | 先行して淡白。昇級&距離延長では厳しい。 | |
10 | タマモホットプレイ | 先 | 67 | 距離伸びた前走惨敗。ここは静観が妥当。 | ||
6 | 11 | ブラックタイド | 先 | 86 | 相手が強いと敵わない。着拾いなら可能。 | △ |
12 | シュウザンコンドル | 先 | 75 | 前走上手く差し込む。時計掛かれば脈有り。 | ||
7 | 13 | コスモサンビーム | 先 | 88 | 実績断然。ハイペースでも楽々差し込める。 | ◎ |
14 | フルオブファイト | 逃 | 80 | 前走逃げ切るもバタバタ。上積みは望み薄。 | ||
8 | 15 | ミスティックエイジ | 先 | 84 | 先行して堅実な脚使う。時計勝負の対応カギ。 | ○ |
16 | ゴールドマジンガー | 逃 | 74 | 前走ダートで圧勝も時計平凡。ここ追走まで。 |
■レース展望 快速馬に土付けた最初の馬・センス抜群コスモサンビーム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■予想構築 まずは以下の表を参照されたい。
結論から言うと、前走で重賞を勝った人気馬に逆らう手は無い。該当馬は捲りや追い込みなど思い思いの戦法で楽勝しており、わざわざ他馬から流すのは馬鹿らしく思えてくる。ちなみにオースミブライトは不良馬場&調整不足での敗退で、次走の皐月賞で2着している。 詳細なデータは省くが、500万クラスを先行して勝ち上がった直後の馬が2〜3着に来ることが多い。該当馬は【0・3・6・30】(7.7%)となり、複勝ベース(23.1%)での活躍がみられる。3着以内に入った9頭はいずれも4番人気以下で、有力馬の影に隠れて追い込んでくるパターンだった。 軸はコスモサンビーム。脚が上がりかけていたとはいえ、勝ちパターンに入っていたメイショウボーラーを寸前で捉えた朝日杯フューチュリティSの内容が秀逸。皐月賞に向けて勝たなくても良いレースだが、負け様が無いというのが本音で軸が妥当。 対抗はミスティックエイジ。ラジオたんぱ杯2歳Sで後の弥生賞勝ち馬コスモバルクに並びかけられ突き放されたが、ラストは盛り返しており悲観する内容ではなかった。距離短縮でハイペースが予想されるだけに上手く追走出来るかが焦点。 単穴はアポインテッドデイ。追ってからふら付くなど詰めの甘さが難点だが、コスモサンビームと2回走ってそれぞれ0秒2差・0秒1差は評価されて然るべき。ハイペース適性は申し分なく、距離はギリギリこなせる範囲。 連下はブラックタイド。期待されたが案外だったラジオたんぱ杯2歳S(4着)、手応え十分ながら並ばれて差されたきさらぎ賞(2着)の内容から、上記3頭と比べると一枚落ちると言わざるを得ない。横山典弘騎手へのスイッチで着拾いのスタンスなら多少は可能性がある。 ◎コスモサンビーム ○ミスティックエイジ ▲アポインテッドデイ △ブラックタイド ■馬券構築 コスモサンビームからミスティックへは馬複、アポイント、ブラックへは馬単。 [馬複] コスモサンビーム−ミスティックエイジ 70% [馬単] コスモサンビーム→アポインテッドデイ 20% [馬単] コスモサンビーム→ブラックタイド 10% |