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第18回夕刊フジ賞クリスタルC(GIII) 2004年3月14日(Sun) 中山芝1,200M 3歳オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 2 | 2 | タイキバカラ | 牡3 | 56.0kg | 蛯名正義 | 1.08.6 | − | 480kg(+14) | 1 |
2 | 5 | 6 | ビッグファルコン | 牡3 | 56.0kg | 吉田豊 | 1.08.7 | 3/4 | 440kg(-4) | 12 | |
3 | 1 | 1 | ケージーアジュデ | 牡3 | 56.0kg | D.バルジュー | 1.08.7 | ハナ | 522kg(-6) | 10 | |
4 | 7 | 10 | ハリーズコメット | 牡3 | 56.0kg | 内田博幸 | 1.08.7 | アタマ | 512kg(-4) | 6 | |
5 | △ | 4 | 4 | テイエムボッケモン | 牡3 | 56.0kg | 勝浦正樹 | 1.08.8 | クビ | 466kg(0) | 13 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.1 - 10.2 - 10.8 - 11.3 - 11.8 - 12.4 上がり 4F 46.3 - 3F 35.5 3コーナー 2(8,9)(3,5,7,10)(11,12)-13-(1,4)6 4コーナー 2-(8,9)10(3,7,11)5(13,12)(1,4)6 |
■レース回顧 有り余るスピードを存分に発揮・悠々独走タイキバカラ! |
■レース解説 外から数頭が押して先頭を窺うが、内からタイキバカラがハナを奪う。タイセイブレーヴとシルヴァーゼットが直後をマーク。ウェディングバレーは4番手集団の一角、ナムラビッグタイムは後方からレースを進める。タイキバカラが単独先頭のまま直線に向くと、そのまま独走に持ち込む。2番手以降は大混戦になり何も抜け出てこない。坂を駆け上がりタイキバカラの脚色が鈍ったところへケージーアジュデ、ビッグファルコンらが一斉に迫るもタイキバカラがそのまま押し切りゴール。 ■レース回顧 大ハズレ。タイキバカラ逃げ切り勝ちですか。相変わらず馬を見る眼が無い。(^-^;) タイキバカラはハナを主張したようには見えなかったが、加速がついてからは楽々先頭を奪えていた。直線に入っても暫くは持ったまま。ラストこそ後続馬の接近を許したものの、テン33秒1で飛ばして粘り通した内容は評価しておきたい。逆の言い方をすればスピードバカで、NHKマイルCあたりで派手にぶっ飛ぶような気がする。現にクリスタルC勝ち馬はNHKマイルCと相性が悪い。 2着以降は団子状態。10回やれば10通りの決着がみられそうで、評価の必要性は乏しい。ビッグファルコンは使う度に体重が減っており、見た目にもギリギリに見えたがそれでもやってくるというのだから展開が嵌ったとしか言い様がない。現に最後方からの追い込みだった。 ウェディングバレーはいかにも中途半端なポジションに収まり、そこから何も出来ずに終了。逃げ−追い込みの極端な決着では手も足も出なかったというのが正直な感想。仮にハナを主張したところでタイキバカラに軽くあしらわれていたはずで、結果的に素質の違いを見せ付けられた形となった。 ナムラビッグタイムは控えたとしても2・3番手を予想していただけに、後ろから数えた方が早いという位置取りには驚いた。後藤騎手は「スタートから内にもたれて思うような位置をとれなかった」と述懐。ここ2戦は共に内枠からのスタートで気にならなかったということなのだろうか。 |