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第48回阪急杯(GIII) 2004年2月29日(Sun) 阪神芝1,200M 4歳以上オープン 別定 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 2 | サニングデール | 牡5 | 57.0kg | 吉田稔 | 1.08.5 | − | 448kg(-4) | 3 | |
2 | ○ | 5 | 10 | シーイズトウショウ | 牝4 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.08.5 | アタマ | 460kg(-4) | 5 |
3 | △ | 8 | 15 | テンシノキセキ | 牝6 | 55.0kg | 横山典弘 | 1.08.6 | 1/2 | 480kg(-4) | 2 |
4 | 2 | 4 | アタゴタイショウ | 牡4 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.08.7 | 3/4 | 492kg(+2) | 6 | |
5 | 2 | 3 | キーンランドスワン | 牡5 | 57.0kg | A.スボリッチ | 1.08.8 | クビ | 488kg(0) | 4 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:稍重) |
ハロンタイム 11.9 - 10.5 - 11.4 - 11.3 - 11.3 - 12.1 上がり 4F 46.1 - 3F 34.7 3コーナー 13,4-(10,15)(1,3)5,11(2,7,9,12,16)14,8,6 4コーナー (*13,4)(10,15)3,5(1,2,11)(7,12,16)(8,9,14)6 |
■レース回顧 実力馬が漸く復調・内から弾けたサニングデール! |
■レース解説 アタゴタイショウがダッシュを利かせて先手を窺うも、外からギャラントアローが押し気味に上がってハナに立つ。2番手にアタゴタイショウ、3番手にテンシノキセキとシーイズトウショウがつける。サニングデールはこの直後を追走。ギャラントアローとアタゴタイショウが2頭並んだ状態で直線に向く。アタゴタイショウがギャラントアローを交わしにかかるところへ外からシーイズトウショウが接近。ギャラントアローが伸びを欠き徐々に後退する中、シーイズトウショウが抜け出す。テンシノキセキも追い上げるが、内からサニングデールが急追。シーイズトウショウを僅かに交わしたところでゴール。 ■レース回顧 ハズレ。外枠の逃げ馬は何かと大変です。(´・ω・`) サニングデールはスタートから内で脚を溜め、直線で良い脚を長く使えていた。乗り替わりで差し損ねを懸念して見送ったが、吉田稔騎手はそのあたりをきちんと弁えていた。馬群を縫って進出しているあたり、馬にも活気が戻ってきた。前過ぎず後ろ過ぎずの位置取りが継続できるなら高松宮記念でも中心視できる。 シーイズトウショウはじわじわ伸びて先行2騎を飲み込み、そのまま粘り込みを図ったがサニングデールの差し込みに耐えられず。惜敗が多いのは先に抜け出ると気を抜くところがあるからではないだろうか。仕掛けをギリギリまで待つことで活路が開けそうな感じがする。 ギャラントアローは内で好スタートを決めたアタゴタイショウに追い付くだけでかなりの脚を使ったのがラストで響いた。ただ今回は外枠発走で行きっぷりも悪く、本来のレース振りには程遠い内容だったように思う。次走以降改めて真価を問いたい。 テンシノキセキは4コーナーでの手応えが悪く、シーイズトウショウに先に動かれたことで出鼻を挫かれた格好。追いかける競馬では決め手不足を露呈しがち。スピードで押し切る競馬を身上としているだけに多少でも渋った馬場も良くなかったのかもしれない。 キーンランドスワンはシルクロードSと同様に内から差し込んできたが前と同じ脚色になり埋没。道中の手応え、追い出しのタイミング共に申し分なかっただけにやはり京都専用馬ではないかという疑念がもたげてくる。相手関係もシルクロードSより今回のほうが重く、上位とは力差を感じる。 |