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第78回中山記念(GII) 2004年2月29日(Sun) 中山芝1,800M 4歳以上オープン 別定 (混)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 1 | 1 | サクラプレジデント | 牡4 | 57.0kg | 武豊 | 1.44.9 | (レコード) | 492kg(+12) | 1 |
2 | ▲ | 2 | 2 | サイドワインダー | 牡6 | 57.0kg | 福永祐一 | 1.45.3 | 2 1/2 | 502kg(+2) | 3 |
3 | ○ | 8 | 15 | ローエングリン | 牡5 | 58.0kg | 岡部幸雄 | 1.45.3 | クビ | 484kg(+2) | 2 |
4 | 6 | 11 | マイソールサウンド | 牡5 | 57.0kg | 本田優 | 1.45.5 | 1 1/4 | 476kg(0) | 5 | |
5 | ◎ | 6 | 10 | プリサイスマシーン | 牡5 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 1.45.5 | ハナ | 476kg(+2) | 4 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 11.5 - 11.4 - 11.2 - 11.1 - 12.0 - 11.9 - 11.5 - 11.9 上がり 4F 47.3 - 3F 35.3 1コーナー 15(5,14)10-(4,11)13(1,9)(3,8)2,6,12 2コーナー 15-(5,14)-10(4,11)(1,13)9,3,8,2,6-12 3コーナー 15(5,14)-(4,10,11)(1,13)(3,9,8)-2,6,12 4コーナー 15(5,14,10,11)(4,1)(3,13,8)(12,9)6,2 |
■レース回顧 中距離戦線の主軸に名乗り・サクラプレジデントがレコード駆けで快勝! |
■レース解説 大外からローエングリンがハナを奪う。続いて内からプリサイスマシーン、ダイワジアン、カオリジョバンニといったあたりが続く。ローエングリンが2〜3馬身ほどのリードで逃げる。2番手はダイワジアンとカオリジョバンニ、離れた4番手にプリサイスマシーンがつける。サクラプレジデントは中団で折り合いをつけながら追走。隊形は縦長。3コーナー過ぎからサクラプレジデントが馬なりで進出。ローエングリン先頭のまま直線に向くも、外からサクラプレジデントが追い出しにかかり一気に抜け出す。サクラプレジデントに交わされながらも粘るローエングリンにマイソールサウンド、プリサイスマシーンが詰め寄るが、大外からサイドワインダーが飛んでくる。しかし前を行くサクラプレジデントには遠く及ばず。 ■レース回顧 ハズレ。1分47秒どころか1分45秒を切られてはどうしようもない。(-_-) サクラプレジデントはハイペースで十八番のオート捲りが炸裂。道中掛かっているようにみえたが、この馬はいつもこんな感じなので問題なし。今後はマイル〜中距離戦線でGI馬の仲間入りを果たすかバランスオブゲーム化するかが見物である。 ローエングリンは昨年より2秒近く速いペースで軽快に逃げて後続馬になし崩しの脚を使わせるはずが、逆にサクラプレジデントらの台頭を許してしまう結果になった。同馬にしても従来のレコードよりコンマ1秒速い時計で走っており、今回は相手が悪かったとしか言い様がない。 サイドワインダーはハイペースで前が止まったことで漁夫の利を得た形。前が壁になるようなことは無く、持ち前の瞬発力がフルに生かせた。上がり34秒2は勿論最速だが、先に抜け出ていたサクラプレジデントの上がりが34秒5と大差無かったことからすれば、いつまでも後方一機に拘っていてはラチが開かないように思える。 軸馬プリサイスマシーンはペースが速すぎて前を追いかけることもままならず、マイソールサウンドと併走状態のままレースが終わってしまった。自身より上位を占めた馬が重賞2勝以上の実績馬ばかりで、相手強化も敗因の一つに数えられそうである。 |