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第97回京都記念(GII) 2004年2月21日(Sat) 京都芝2,200M 4歳以上オープン 別定 (混)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 1 | 1 | シルクフェイマス | 牡5 | 57.0kg | 四位洋文 | 2.12.8 | − | 480kg(0) | 1 |
2 | 4 | 5 | テンザンセイザ | 牡6 | 57.0kg | 武豊 | 2.12.9 | 3/4 | 486kg(0) | 3 | |
3 | 3 | 4 | タガノマイバッハ | 牡5 | 57.0kg | 安藤勝己 | 2.13.0 | クビ | 482kg(-2) | 7 | |
4 | 4 | 6 | マーブルチーフ | 牡4 | 56.0kg | 池添謙一 | 2.13.0 | アタマ | 486kg(-2) | 9 | |
5 | △ | 5 | 7 | ファストタテヤマ | 牡5 | 57.0kg | 安田康彦 | 2.13.1 | 1/2 | 458kg(0) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.9 - 11.3 - 12.4 - 12.3 - 12.4 - 12.5 - 12.3 - 11.5 - 11.4 - 11.6 - 12.2 上がり 4F 46.7 - 3F 35.2 1コーナー 4-3(1,6)5,14(7,11)(9,12)10,2-8=13 2コーナー 4-3(1,6)5(7,11,14)12,9,10,2-8-13 3コーナー 4(1,3,6)(7,11,5)(10,9,14)12-2-8-13 4コーナー 4(1,3,6)(7,11,5)-14(10,9)12,2-8-13 |
■レース回顧 GIまでは止まらない・父も歩んだサクセスロードを邁進シルクフェイマス! |
■レース解説 タガノマイバッハが楽に先手を奪う。シルクフェイマスは抑えて2番手、スプリングシオン、マーブルチーフもこれに並びかける。テンザンセイザがこの直後をマーク、マッキーマックス、ダンツジャッジは中団待機。淡々とした流れとなり、隊列はやや長め。4コーナーを回ったところでシルクフェイマス、マーブルチーフが前に接近。最内を通ったタガノマイバッハが二の脚で突き放しにかかるも直後からシルクフェイマスが確実に差を詰める。内外離れた追い比べから僅かにシルクフェイマスが抜け出る。外から急追したテンザンセイザを退けゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。同じ人気馬でも来ない馬を取り上げてばかり。嗚呼、はずれスパイラル。(´・ω・`) シルクフェイマスは馬場の中央から追い上げにかかった割には最内で粘るタガノマイバッハをなかなか交わせずにいた。最後まで追いっぱなしで1馬身弱の勝ち上がりというのは何とも物足りない。ただ2連続開催末期の荒れた馬場にキレを削がれた感もあり、力で押し切ったとして評価しても良さそうである。 テンザンセイザは4コーナーで動かず外へ回した僅かなロスが出て2着惜敗。シルクフェイマスを意識した先行策で実力は出し切ったものと思われる。タガノマイバッハはマークが緩く単騎逃げが成立。重賞勝ち実績のある逃げ馬を無視するのは怖い。 ファストタテヤマは積極的に先行して早めに仕掛けたが、その分ラストが甘くなった。実力通りには走っているが、勝ち負けに加わるためにはやはり一か八かで構える必要がある。前につけた馬がそのまま残ってしまうという展開では出番無し。 マッキーマックスはGII馬5頭が掲示板を占拠した以上力負けと判断するのが妥当か。重賞の常連とはいえ、前走で準オープンを使っていたという意味が分かればその実力も窺い知れるというもの。昨年の天皇賞秋におけるモノポライザー(前走準OP勝ち→GI16着)、シルクロードSにおけるゴールデンキャスト(前走準OP勝ち→GIII12着)らと同義として捉えるとよく分かる。 |