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第39回デイリー杯クイーンC(GIII) 2004年2月21日(Sat) 東京芝1,600M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 5 | 9 | ダイワエルシエーロ | 牝3 | 54.0kg | 福永祐一 | 1.34.3 | − | 422kg(-8) | 1 |
2 | 2 | 4 | クリスタルヴィオレ | 牝3 | 54.0kg | 柴田善臣 | 1.34.5 | 1 1/4 | 468kg(+2) | 3 | |
3 | ▲ | 8 | 15 | フォトジェニー | 牝3 | 54.0kg | 横山典弘 | 1.34.6 | 1/2 | 446kg(-6) | 5 |
4 | 5 | 10 | ピュアブラウン | 牝3 | 54.0kg | R.ヒューズ | 1.34.9 | 2 | 456kg(+4) | 6 | |
5 | 4 | 8 | ローリーポーリー | 牝3 | 54.0kg | 勝浦正樹 | 1.35.1 | 1 1/2 | 444kg(-4) | 14 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 10.5 - 11.0 - 11.8 - 12.1 - 11.9 - 12.4 - 12.0 上がり 4F 48.4 - 3F 36.3 3コーナー (*2,7)-(11,14)6(1,13,16)(5,8)12,4(3,9)10-15 4コーナー (*2,7)-(11,14)(6,13,16)(1,8,12)(5,4,9)(3,10,15) |
■レース回顧 一足早い桜切符・ダイワエルシエーロが余裕残しで楽勝! |
■レース解説 エイシンヘーベ好スタートもグリントウィークが先手を奪う。アンナヴァン、ツィンクルヴェール、サクセスアルデンテ、スモモも先行争いに加わる。ダイワエルシエーロは馬群中央、その後方内にピサノバーキンが追走。グリントウィーク、ツィンクルヴェールが快調に飛ばして隊列は縦長。直線に向き、前2頭が粘り込みをかけるが脚色は既に一杯。横一線の状態で後続が押し寄せる中、大外を突いたダイワエルシエーロが一気に進出。同じく大外からクリスタルヴィオレ、フォトジェニーが追い上げるもダイワエルシエーロが楽々抑えてゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。穴パターンに固執し過ぎてアウト。ちゃんと予想しろよ…。(+_+) 荒れやすいレースといって穴を買うのは間違いである。理由は2点。まず一点目は穴の組み合わせが無尽蔵で抑えきれないこと。仮に大部分を抑えても堅い決着ならお終い。二点目は本命サイドの馬券が美味しくなること。意識が伏兵馬に向くことで人気馬に対する意識が薄くなる。挙句の果てには大した根拠も無く「飛ぶだろう」という結論に行き着く。不肖私、この破滅予想の頻度が高い。 ダイワエルシエーロは直線に向いたところで少し内にモタれかかったものの、追い出しにかかると一気に伸びた。他馬を突き放してからは手綱捌きだけで疾走し、勝ちが確定的になったところで流す余裕があった。この後は桜へ直行するとのこと。クイーンC勝ち馬の桜花賞成績は散々だが、関西馬で長距離輸送がない同馬にとっては問題ない。問題なのはこの後。樫の前にNHKマイルCを使うらしい。「タニノギムレットで培ったノウハウ」が何を指すのかは様々な捉え方があるが、私にはアレしか思いつかない。 ダイワエルシエーロと同じ「父サンデーサイレンス×母桜花賞2着」の配合馬であるツィンクルヴェールは直線でヨレヨレになり沈没。外差しの馬場で内目を先行した不利を差し引いても不甲斐なさが残る。ピースオブワールドの全妹ピサノバーキンも内から追い上げたが伸びず終い。ただこちらは全力で追っておらず、自己条件での巻き返しを期待したいところである。 |