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第44回きさらぎ賞(GIII)
2004年2月15日(Sun) 京都芝1,800M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 11 マイネルブルック 牡3 56.0kg 藤田伸二 1.48.0 476kg(0) 3
2 4 6 ブラックタイド 牡3 56.0kg 武豊 1.48.0 クビ 482kg(-6) 1
3   5 8 ハーツクライ 牡3 56.0kg 幸英明 1.48.6 3 1/2 488kg(-4) 5
4   6 9 アーバンエスケープ 牡3 56.0kg 松永幹夫 1.48.8 1 1/2 462kg(-6) 10
5   6 10 ラバグルート 牡3 56.0kg C.ルメール 1.49.1 1 3/4 452kg(0) 13
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.9 - 11.3 - 11.5 - 12.1 - 12.5 - 12.5 - 11.8 - 11.7 - 11.7
上がり 4F 47.7 - 3F 35.2
3コーナー 3(7,13)(1,5,12,6)10,11(8,9)(2,14)4
4コーナー (3,7,*13)6(1,5,12)(11,9)(10,8)(2,14)4

■レース回顧 自信の西下マイネルブルックが良血ブラックタイドを一蹴!
■レース解説

 外からシルヴァーゼットが出を窺うも、内からローレルスパーク、タマモホットプレイが進出し3頭併走で先頭を進む。直後にサワノブレイブ、カンパニー、ビッグファルコンがつける。ブラックタイドは中団外、マイネルブルックがその後方を追走。3コーナーカーブからの下りでブラックタイドが進出、馬場の外へ持ち出して直線に向く。各馬横に広がっての追い比べからブラックタイドが伸びかけたところへ中央からマイネルブルックが馬体を併せにかかる。すかさず前に出たマイネルブルックが追い縋るブラックタイドを抑えてゴール。


■レース回顧

 馬複△−◎的中。配当妙味を考えて削った馬が来ちゃいました。(ノ∀`)アイター

 マイネルブルックは3〜4コーナー中間点で早くも追い通しという苦しい手応えにあったが、馬群中央の切れ目に滑り込んで上手い具合に抜け出し、右鞭連打でブラックタイドとの一騎打ちに持ち込んで競り勝った。ただブラックタイド徹底マークの賜物という見方も出来なくはないだけに次走以降の走りに再度注目してみたい。

 ブラックタイドはすぐさま仕掛けず、馬場の良い外へ持ち出してから満を持して追い出したが、マイネルブルックに併せられて怯んでしまった。良血のお坊ちゃまらしくガチンコ勝負になると分が悪い。武豊騎手は公式HPにて「まだ使ってないギアをもう一枚隠し持っていますね」と奥行きの深さを強調しているが、案外バックギアというオチかもしれないので注意。

 タマモホットプレイは果敢に先手を奪ったものの、直線見せ場無く沈没。馬場の悪い内を突いたこともあるが、勝ち馬から2秒近く離されたということからしてもやはり適性距離を越えていたというのが一番納得できる敗因ではないだろうか。ビッグファルコンにも同様のことが言える。


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