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第39回京都牝馬S(GIII) 2004年2月1日(Sun) 京都芝1,600M 4歳以上オープン 別定 (牝)(混)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 3 | 6 | チアズメッセージ | 牝4 | 53.0kg | 本田優 | 1.34.1 | − | 496kg(+4) | 8 | |
2 | ○ | 7 | 13 | マイネアイル | 牝6 | 55.0kg | 岩田康誠 | 1.34.2 | 1/2 | 450kg(0) | 5 |
3 | △ | 1 | 2 | ハッピーパス | 牝6 | 57.0kg | O.ペリエ | 1.34.4 | 1 | 480kg(+4) | 2 |
4 | 4 | 8 | シーイズトウショウ | 牝4 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.34.4 | アタマ | 464kg(+8) | 4 | |
5 | 4 | 7 | ニシノムーンライト | 牝5 | 54.0kg | 江田照男 | 1.34.5 | 3/4 | 452kg(+4) | 9 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 11.1 - 11.7 - 11.8 - 11.7 - 11.6 - 11.6 - 12.1 上がり 4F 47.0 - 3F 35.3 3コーナー 13,11(8,16)6(3,15)2(10,14)(5,7,9)(1,12)-4 4コーナー 13,11(8,16)6(3,15)(2,14)10(5,9)7,12,1,4 |
■レース回顧 手の合う鞍上見つけ躍進・連勝で重賞奪取チアズメッセージ! |
■レース解説 マイネアイルが好スタートからそのまま先手を奪う。ホワイトカーニバル、シーイズトウショウ、ミツワトップレディといった辺りも差が無く追走。ハッピーパス、ピースオブワールドは中団の内を並んで追走。馬群は一塊で推移し、ほぼ一団の状態で直線に向く。粘り込みをかけるマイネアイルを巡ってピースオブワールド、シーイズトウショウが追いかけるが差は詰まらない。そこへ馬群から抜け出てきたチアズメッセージが進出、ゴール前でマイネアイルを一気に捉えて交わしゴール。 ■レース回顧 ハズレ。レンドフェリーチェ凡退。前走の弾けるような伸びは何処行った?(;´Д`) チアズメッセージは先行集団の直後につけ、前につけた馬の仕掛けが出揃ったのを確認してから追い出しをかけることで詰めの甘さを克服。前走で急坂コースで快勝していることからも、純粋に力をつけたとみておくのが妥当か。京阪杯のチアズブライトリー(チアズメッセージの全兄)や京都金杯のマイソールサウンド然り、本田騎手はイマイチ先行馬の再生にかけては1、2を争う腕の持ち主であることを改めて確認しておく。 マイネアイルは逃げ馬不在の中単騎が見込める馬として狙いが立った。それにしても渋太い。チアズメッセージに捉えられはしたものの、ゴール前でもう一伸びを見せていたのは見逃せない。平安Sで前年の2着馬クーリンガーが2着したが、過去と同じような状況が見込める場合は当時の好走馬を狙い打つという馬券構築もまんざらではない。 ハッピーパスは道中無理をせず馬群の中を進んだ結果、今回も後方寄りからの追い出しとなり、先に抜け出たチアズメッセージには及ばなかった。ラストは力だけで3着に持ってきたが、昨年交わしたマイネアイルにも1馬身遅れたのは物足りない。昨年の同時期に比べて後方待機策を採ることが多くなってきたこと、負担斤量が増えた(増え過ぎた)ことの2点がそのまま敗因として挙げられそうである。 レンドフェリーチェはラチ沿いにつけて勢い良く進出した前走に比べてやや構えすぎた感がある。折り合いが付きすぎてしまうのもかえって良くないらしい。直線でもそれなりに伸びてきていたが前走の弾けるような伸びは微塵にも見て取れなかった。忘れた頃に一発がありそうな馬である。 ピースオブワールドは直線に入ってすぐに追い出し、最内に突っ込んで一気の進出を目論んだがそこから伸びを欠いた。こちらは仕掛け早が敗因とみるべきだろう。前走で復活の兆しが見えたかに思われたが、今回の凡走で再び振り出しに戻ってしまった。既に出涸らしとなったメイプルロード(15着)やワナ(13着)に比べればまだマシだが、ピースオブワールドはそこそこに好走して人気を集める立場にあるだけに取捨には慎重にならざるを得ない。 |