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第51回日経新春杯(GII)
2004年1月18日(Sun) 京都芝2,400M 4歳以上オープン ハンデ (混)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 4 シルクフェイマス 牡5 55.0kg 四位洋文 2.24.5 480kg(0) 1
2   5 8 マーブルチーフ 牡4 54.0kg 池添謙一 2.25.5 6 488kg(0) 8
3 1 1 ダービーレグノ 牡6 56.5kg 幸英明 2.25.6 3/4 462kg(+4) 3
4   4 6 アンクルスーパー 牡7 54.0kg 福永祐一 2.26.1 3 514kg(+8) 10
5 6 10 カゼニフカレテ 牡5 55.0kg 武豊 2.26.2 1/2 498kg(+8) 5
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.8 - 11.2 - 11.4 - 12.3 - 12.1 - 12.3 - 12.7 - 12.5 - 12.1 - 11.6 - 11.8 - 11.7
上がり 4F 47.2 - 3F 35.1
1コーナー 7,13-(11,12)4-5(9,14)(6,8)3,1,2-10
2コーナー 7-13-12(4,11)-5(9,14)(6,8)-3,1-2-10
3コーナー 7,13(4,12)(11,9,14)5(6,8)(3,1)-2,10
4コーナー 7(4,13,12)9(5,11,6,14,8)(3,1)(2,10)

■レース回顧 直線馬なりで進出・重賞の壁を突き抜けてシルクフェイマス圧勝!
■レース解説

 キングフィデリアが楽に先頭に立つ。タガノマイバッハが直後をマーク。少し離れてノブレスオブリッジ、アンフィトリオン、シルクフェイマスが追走。チアズブライトリーは縦長馬群の中団、ダービーレグノは後方を進む。カゼニフカレテは最後方待機。3コーナーを過ぎた辺りから後続馬が徐々に前との差を詰め始める。キングフィデリアが僅かに先頭のまま直線に向くと、直後まで押し上げていたシルクフェイマスが持ったままの手応えでこれを交わす。鞭を入れてからは独走となり、後続を寄せ付けず完勝。


■レース回顧

 ハズレ。また貧乏くじを引いてしまった…。相変わらず流れに乗るのがヘタクソ。(´・ω・`)

 シルクフェイマスは「先行しながら速い上がりを繰り出して3連勝」という内容が秀逸で、格下でも勝ち切るだけの根拠は揃えていた。初めから内を突く乗り方でロス無く好位に取り付いていった四位洋文騎手の判断も光る。後続をこれだけ千切れば今後も妙味十分。

 マーブルチーフは大外を回って直線じわじわと進出し、シルクフェイマスの遥か後方で行われた2着争いを制した。勝ち馬から1秒0も離されてのゴールで京都巧者復活とは言い難いが、京都新聞杯以来の本賞金加算を実現。人気薄で来た感が強いが、これでも同馬にとっては最高人気での連対。そこそこ走るのにいつも人気が無い。次は京都大賞典あたりが狙い目。

 ダービーレグノはマーブルチーフに1馬身弱及ばず3着。マーブルチーフに並びかけていったところがゴールで、実績の無い斤量で加速の付きが鈍かった感じがする。カゼニフカレテはいかにも他力本願な追い込みで、5着とはいえ次走に向けての上積みが感じられない。

 キングフィデリアは綺麗に折り合っていたがここは距離が長かった模様。距離短縮で改めて見直してみたい。一方2番手追走のタガノマイバッハはまさかの殿負け。安藤騎手もあまりの手応えの無さに観念したのか、直線に入ってもそれほど追っていなかった。チアズブライトリーは京阪杯前の「中団から差して甘い馬」に逆戻り。距離が伸びてももっと強気に乗ってもらいたかった。

 チアズブライトリーを京阪杯で買うのは神業。フロック視されていた鳴尾記念で買うのは技あり。依然として人気が浮いているここで買うのも有効、かと思ったがダメだった。よく考えば「前走無印で次走重い印を打つ」というパターンで成功した例はあまり記憶に無い。来週の重賞・平安Sの登録馬の中にはこのパターンで数え切れないほど泣かされてきたスマートボーイの名がある。さて、どうしたものか。


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