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第38回日刊スポーツ賞シンザン記念(GIII) 2004年1月12日(Mon) 京都芝1,600M 3歳オープン 馬齢 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 6 | 7 | グレイトジャーニー | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 1.35.4 | − | 458kg(-4) | 1 |
2 | ○ | 7 | 10 | タマモホットプレイ | 牡3 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.35.7 | 1 3/4 | 466kg(+8) | 2 |
3 | ▲ | 3 | 3 | ナムラシーザー | 牡3 | 56.0kg | 松永幹夫 | 1.35.9 | 1 1/4 | 518kg(-2) | 4 |
4 | 7 | 9 | シルヴァーゼット | 牡3 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.36.0 | 1/2 | 492kg(0) | 3 | |
5 | △ | 8 | 12 | アーバンエスケープ | 牡3 | 56.0kg | 石橋守 | 1.36.0 | ハナ | 456kg(+4) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 11.5 - 12.1 - 12.3 - 12.3 - 11.5 - 11.3 - 11.9 上がり 4F 47.0 - 3F 34.7 3コーナー 7,5(9,10)12(6,4)11(2,3)8,1 4コーナー 7,10(5,9,12)(4,11,3)6,2,8,1 |
■レース回顧 自ら先陣に立ち堂々押し切り・グレイトジャーニー完勝! |
■レース解説 内からタニノアレグロが出を窺うもグレイトジャーニーが先頭に並びかける。タマモホットプレイ、シルヴァーゼットあたりが直後をマーク。アーバンエスケープは中団を追走、ナムラシーザーは最後方待機。各馬一団のまま3〜4コーナーをカーブ。ナムラシーザーが大外を捲り加減に進出。直線に向きグレイトジャーニーが単独先頭。直後からタマモホットプレイが追い上げにかかるが一向に差が縮まらない。グレイトジャーニーがそのまま押し切る。 ■レース回顧 馬複◎−○(50%)的中。激安配当はともかく、とりあえず初日が出て一安心。(^o^) グレイトジャーニーは相手関係が楽になったことで位置取りが自然と前になっていた。自ら進んで逃げたわけではなく、持ったまま直線に向いたところで勝ちが確定。まさに勝つべくして勝ったという印象で、更なるステップアップを期待したい。距離はもっとあったほうが良さそう。 タマモホットプレイはグレイトジャーニーを直後で見る形で追走し、直線に入ったところで追い出したが、脚色が同じで並びかけることすら出来なかった。これまでの2戦は共に逃げ馬を射程圏内に置いてバテたところで追い出すという楽な競馬。強い相手に揉まれた経験の有無が明暗を分けた感がある。グレイトジャーニーもデイリー杯2歳Sでメイショウボーラーに翻弄されたからこそ今回の逃げ切り勝ちがあると解釈すれば納得がいく。 ナムラシーザーは道中最後方から外を回って追い込んできた。しかし上がりは逃げたグレイトジャーニー(34秒7、最速)よりコンマ1秒劣る34秒8。言い換えれば直線で更に差を広げられたということ。どこを取ってもグレイトジャーニーの強さばかりが目立ってしまう。しかしグレイトジャーニーもメイショウボーラーには歯が立たず、そのメイショウボーラーもコスモサンビームの差し込みの前に沈黙。上には上がいる。 アーバンエスケープは一瞬見せ場を作ったが、各馬がもう一伸びするところで完全に置かれてしまった。距離短縮で忙しい素振りは見せなかったが、戦前の懸念通りペースが緩いと詰め切れないところがある。逃げ馬がガンガン逃げて上がりがバタバタになるような展開が見込まれる時に狙ってみたい。 |