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第46回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII) 2003年12月21日(Sun) 阪神芝1,600M 3歳以上オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 4 | 8 | ファインモーション | 牝4 | 57.0kg | 武豊 | 1.33.4 | − | 494kg(+10) | 1 |
2 | 5 | 9 | ハッピーパス | 牝5 | 55.0kg | O.ペリエ | 1.33.4 | クビ | 476kg(-2) | 3 | |
3 | 3 | 6 | ピースオブワールド | 牝3 | 54.0kg | 福永祐一 | 1.33.6 | 1 | 498kg(+16) | 2 | |
4 | 5 | 10 | アドマイヤテレサ | 牝3 | 54.0kg | 安藤勝己 | 1.33.9 | 1 3/4 | 462kg(-4) | 7 | |
5 | 7 | 13 | マイネアイル | 牝5 | 55.0kg | 柴原央明 | 1.34.0 | 1/2 | 454kg(+6) | 11 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 11.0 - 10.9 - 11.5 - 11.7 - 11.9 - 11.9 - 11.9 上がり 4F 47.4 - 3F 35.7 2コーナー 4,2,3(1,13)5(7,8)(6,9,10)(11,12,14,15)16 3コーナー 4-(2,3)=1,13(5,8)(7,9)(6,10)(11,12,15)(16,14) 4コーナー 4(2,3)=(1,13,8)5,9(6,10)12(7,16,15)(11,14) |
■レース回顧 小さなことからコツコツと・マイル路線で反撃開始ファインモーション! |
■レース解説 横一線の状態からスマイルトゥモロー、メイショウバトラーが抜け出す。スマイルトゥモローが飛ばして単騎先頭、離れてメイショウバトラー、ミツワトップレディ、レンドフェリーチェと続く。ファインモーションは中団外、直後にハッピーパスが追走。スマイルトゥモローが2番手以降に5〜6馬身差をつけて逃げる。2番手メイショウバトラー、ミツワトップレディからは更に10馬身ほど開いている。直線に入り、前3頭がびっしり競り合うも後続馬が次々と差を詰めてくる。外からファインモーション、ハッピーパスが脚を伸ばして前を捉える。2頭が完全に抜け出て追い比べが続くも、ファインモーションが最後まで抜かせずゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。中舘…。もう何も言うまい。(-_-#) 直線で内からレンドフェリーチェが物凄い勢いで駆けてくる。このまま突き抜けるか、というところでいきなり勢いが無くなった。あれ? ひょっとして前詰まりですか? トップスピードに乗った状態で容易く外に持ち出せるはずもなく、あたふたしているうちに後ろからやってきたピースオブワールドに蓋をされてジ・エンド。しかも直後にいたオースミコスモの前をウロチョロして進路を2度に渡り妨害。もう踏んだり蹴ったり。レンドフェリーチェだけでなくオースミコスモも抑えていた者としてはまさに悪夢のようなレースだった。中舘騎手は新潟大賞典でも見事な前詰まりをやらかした(ロサード16着)が、あれに匹敵するダメ騎乗。ホント頼みますよ中舘さん。 ファインモーションは順当勝ちにつき特にコメントなし。しかしハッピーパスに最後まで競られて単勝1.4倍というのはちょっと割に合わない。ハッピーパスはペリエ騎手が上手い具合に外へ持ち出して走る気にさせていた。 ピースオブワールドはぽっかり開いた内に進路を採ったのが結果としてまずかった。レンドフェリーチェが詰まったすぐ横を掻い潜って抜け出してきたものの、最初から外に持ち出して真っ直ぐ追ったファインモーションとハッピーパスに比べて多少なりともロスがあったのは否めない。ちなみに展望で「復調間近か早熟かの判断微妙」としたが、どうやら前者のようである。 スマイルトゥモローは戦法として逃げているのではなく、折り合い難から逃げているだけに過ぎない。今回も府中牝馬Sと同じく3ハロン目が一番速くなる暴走気味のラップを示しており、そこには折り合って後方から差し切ったオークス馬としての姿はない。今後も適度に穴人気を続けそうだが、展開が恵まれない限り要らないと思う。 |