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第46回サンケイスポーツ杯阪神牝馬S(GII)
2003年12月21日(Sun)　阪神芝1,600M　3歳以上オープン　別定　(牝)(混)(特指)
枠 馬 馬名 脚質 補正 寸評 印
1 1 レンドフェリーチェ 先 89 抑え切れない性格からしてマイル合う。相手次第。 ○
2 メイショウバトラー 差 90 流れが速くなるとラストでタレる。相手も強く苦戦。 　
2 3 ミツワトップレディ 逃 94 良い頃の出来になく現状では変わり身も感じない。 　
4 スマイルトゥモロー 追 94 調教では折り合っているが暴走癖の修正は困難。 　
3 5 オースミコスモ 差 96 マイルなら格上。手頃な相手に戻り巻き返し期待。 ▲
6 ピースオブワールド 先 92 今秋は善戦。復権間近か早熟かの判断微妙。 　
4 7 センターアンジェロ 差 90 差脚強力だが重賞では力不足。久々で様子見。 　
8 ファインモーション 先 99 実績断然。取りこぼしは許されないがポカに注意。 ◎
5 9 ハッピーパス 先 96 前走敗退も差は僅か。距離短縮で前進可能。 　
10 アドマイヤテレサ 先 83 決め手勝負で好走するもこの相手では荷が重い。 　
6 11 ハギノスプレンダー 追 91 時計が掛からないと差し込めない。地力に疑問。 　
12 エリモピクシー 差 93 近走の負け方が不甲斐ない。一変までは苦しい。 　
7 13 マイネアイル 差 97 距離ベストではないが粘り込む脚あり善戦可能。 　
14 トーワトレジャー 先 90 別定戦で不振続く。決め手も湿り気味で苦しい。 　
8 15 オーゴンサンデー 追 91 追い込み一手だが末脚強烈。勢いあり要注目。 △
16 ニシノムーンライト 先 89 冬の上がり馬。ペースアップに対する対応課題。 　
※　枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※　『補正』＝「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望　マイル路線に矛先変えたファインモーションのお手並み拝見
■予想構築

　距離短縮後の過去7年におけるサンケイスポーツ賞阪神牝馬Sの傾向を紐解くと以下のようになる。
  • 前走着順は全くアテにならない。むしろ負けている方が人気が落ちて妙味。
    ―→距離短縮後の7年は荒れ放題で、既に4本の馬複万馬券が飛び出している。前走完敗でも問題なく巻き返せるのが特徴で、逆に前走好走でも今回はどこにもいないということもしばしば見られる。ちなみにGI馬は延べ14頭が出走して【0・0・3・11】(0.0％)。
  • 伝統的に3歳馬が強いレース。若駒の一変に要注意。
    ―→3歳馬はベタ買いするだけで単勝回収率213％、複勝回収率150％と大幅なプラスになる。5歳以上馬は延べ29頭が出走して連対したのは'97年2着シングライクトーク(牝5・55kg、3人気)のみ。
  • サンデーサイレンスまたはその直系の産駒が活躍しており、穴を開けやすい。
    ―→サンデーサイレンス直仔(ダンスインザダーク、フジキセキ)の産駒を含めたサンデーサイレンス系産駒は【4・5・2・18】(31.0％)で、このうち3〜4歳馬は【4・5・1・12】(40.9％)。この連対馬9頭のうち5頭は7番人気以下だった。 サンデーサイレンス産駒の3歳馬ピースオブワールド、フジキセキ産駒の4歳馬オースミコスモ、マーベラスサンデー産駒の4歳馬オーゴンサンデーに注目。
　前売りオッズを見るとファインモーションとピースオブワールドの組み合わせが飛び抜けて売れているが、波乱のレース傾向からしてこの組み合わせですんなり決まるとは思えない。どちらかが飛ぶと想定した場合、牝馬限定戦でファインモーションと言えるはずもなく、3歳以降未勝利のピースオブワールドを消してみる。

　軸はファインモーションとするが、飛ぶ可能性も半々に見ておきたい。相手筆頭はレース振りから短距離が合いそうな3歳馬レンドフェリーチェ。他では昨年の2着馬でマイルCSを度外視すれば問題なく狙えるオースミコスモ、前走強烈な決め手でレンドフェリーチェを交わしたオーゴンサンデー。

◎ファインモーション
○レンドフェリーチェ
▲オースミコスモ
△オーゴンサンデー

■馬券構築

　ファインモーション中心も印をつけた4頭の馬複ボックス。

[馬複]　ファインモーション−レンドフェリーチェ　30％
[馬複]　ファインモーション−オースミコスモ　20％
[馬複]　ファインモーション−オーゴンサンデー　20％
[馬複]　レンドフェリーチェ−オースミコスモ　10％
[馬複]　レンドフェリーチェ−オーゴンサンデー　10％
[馬複]　オースミコスモ−オーゴンサンデー　10％

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