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第20回フェアリーS(GIII) 2003年12月21日(Sun) 中山芝1,200M 2歳オープン 馬齢 (牝)(混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 4 | 8 | マルターズヒート | 牝2 | 54.0kg | D.バルジュー | 1.09.2 | − | 466kg(-4) | 1 |
2 | 2 | 4 | ホシノピアス | 牝2 | 54.0kg | 後藤浩輝 | 1.09.7 | 3 | 488kg(0) | 4 | |
3 | 6 | 11 | アドマイヤマジック | 牝2 | 54.0kg | 田中勝春 | 1.10.1 | クビ+2 1/2 | 460kg(+4) | 2 | |
4 | 8 | 15 | パーフェクトダンス | 牝2 | 54.0kg | 蛯名正義 | 1.10.2 | クビ | 464kg(-6) | 3 | |
5 | 6 | 12 | テンザントップ | 牝2 | 54.0kg | D.ボニヤ | 1.10.2 | アタマ | 452kg(+2) | 15 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 11.9 - 10.4 - 11.2 - 11.8 - 12.0 - 11.9 上がり 4F 46.9 - 3F 35.7 3コーナー 16(2,14)8(4,13)(10,11)(5,12)(6,9)(7,15)(3,1) 4コーナー (*16,8)14(2,4,13)(5,11,12,9)6(10,7,15)(3,1) |
■レース回顧 前走から一転して好スタートを切ったマルターズヒートが順当勝ち! |
■レース解説 プリモレディが若干出遅れ。僅かにコスモキャンドルが前に出るも、横に4〜5頭広がっての先行争いで前は固まり気味。コスモキャンドル先頭、マルターズヒートとケイジーロマンがやや押し上げる形で直線に向く。コスモキャンドルが最内から粘り込みを図るが、マルターズヒートがこれを楽々捉えて先頭に踊り出る。さらに内からホシノピアスが抜け出るも前との差は詰まらない。マルターズヒートがさらに差を広げて完勝。なお、3位入線のレイズアンドコールは直線で内側に斜行しケイジーロマン(競争中止)の進路を妨害したため失格。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。ホシノピアスは買えんだろ、と思いきや4番人気。(-_-)ナンデ? マルターズヒートは絶好のスタートを決めて後はスイスイ。直線に入ってすぐ先頭に踊り出ると後ろからは何も来なかった。結果は3馬身差の完勝だったが、新馬や未勝利を勝ったばかりの1勝馬が大半を占める低調なメンバー構成に救われた感じがする。フェアリーSにおける過去9年の勝ち馬のうち、3歳以降に勝ち鞍があったのは'00年テンシノキセキ(6勝)と'01年サーガノヴェル(1勝)の2頭。フェアリーSは早熟馬決定戦としての側面があるため注意したい。 ホシノピアスは馬群の中で折り合って直線力強く抜け出してきた。芝では用無しと考えていただけにちょっとビックリ。展望で挙げている「TARGET frontier」の補正タイムランキングではマルターズヒート(96)に次ぐ高評価(93)だったが、それでも買えなかった。どれも似たり寄ったりなら、せめて圧勝した実績のある馬を狙った方が良いということらしい。 コスモキャンドルは柴田善臣騎手落馬負傷のため松岡正海騎手に乗り替わりとなった。大外からの発走で前に取り付くのに脚を使ったということだが、ハナを主張せず他馬に並んでいったのは不満が残る。もう少し強気に乗ってくれても良かったのではと思うが、今回を含めてオープンクラスのレースに2回しか騎乗したことがない(他1回は芙蓉Sのマイネルアクセル・10着)騎手に多くを望むのは酷。 |