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第39回中日新聞杯(GIII) 2003年12月13日(Sat) 中京芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (父)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 4 | 7 | プリサイスマシーン | 牡4 | 57.0kg | 後藤浩輝 | 1.47.6 | − | 474kg(0) | 4 |
2 | ○ | 4 | 8 | カンファーベスト | 牡4 | 57.0kg | 藤田伸二 | 1.47.7 | クビ | 472kg(+6) | 1 |
3 | 8 | 16 | スターイレブン | セ3 | 54.0kg | 幸英明 | 1.48.0 | 1 3/4 | 474kg(0) | 2 | |
4 | 6 | 11 | マイソールサウンド | 牡4 | 58.0kg | 本田優 | 1.48.0 | クビ | 468kg(+2) | 7 | |
5 | 1 | 2 | シンデレラボーイ | 牡4 | 55.0kg | 中舘英二 | 1.48.2 | 1 | 484kg(+2) | 11 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.5 - 11.4 - 12.8 - 12.0 - 11.5 - 11.9 - 11.8 - 11.7 - 12.0 上がり 4F 47.4 - 3F 35.5 1コーナー 13,16(7,11)(2,8)14,6,10(1,12)(9,15)(3,4,5) 2コーナー 13,16(7,11)8(2,14)-6,10(1,12)15(3,9)(4,5) 3コーナー 13,16(7,11)8,14(2,6,10)5(12,3)(9,4)1,15 4コーナー (*13,16)(7,11)(8,14)(2,6)10(3,5)(12,4)9,1,15 |
■レース回顧 芝に替わっても勢い止まらず・走る精密機械プリサイスマシーン! |
■レース解説 マイティスピードが押して先頭に立つ。大外からスターイレブンも早めの競馬を選択。プリサイスマシーン、カンファーベストあたりがこの直後につける。マイソールサウンドがこれらを内に見ながら追走。中団以降が多少離れる。エイシンハリマオーは最後方待機。3コーナーを過ぎて後続馬が進出を開始。4コーナーを回りきると早々にスターイレブンがマイティスピードを捉えて先頭に立つも、直後からプリサイスマシーンがあっさり交わす。ゴール前でカンファーベストが迫るも、難なく抑え切る。 ■レース回顧 馬複20%(▲−○)的中。フラワーチャンプがあんなに人気が無いとは思わなかった…。(^-^;) プリサイスマシーンは特段ハナを主張することもなく、外から飛び出してきたマイティスピードに前を譲って折り合う戦法に出た。これにより手応えを十分蓄えることが出来たようで、4コーナーで前につけていた馬のうち、手綱が動いていなかったのはこの馬だけだった。見た目以上に楽勝といえる。 カンファーベストは1コーナーで前が塞がる不利で多少浮き上がったが、それに動じることなく最後までレースに集中出来ていた。どこかの回顧で触れたが、この馬は首を小刻みに振って懸命に走ろうとするところに好感が持てる。成績が安定しているのは最後まで諦めないからではないだろうか。 軸馬フラワーチャンプは中団外という差し込みやすい位置につけながら、3コーナー過ぎから始まったペースアップについて行けず後ろに置かれていた。前につけた馬の脚色が良かったことからも差し込むこと自体難しかったようである。「ヤスヤス死んだフリスペシャル」(人気薄の後方待機馬で穴を開ける安田康彦騎手の必殺技)は前が止まる展開でこそ威力を発揮するもので、ここは聊か見当違いだった。 カナハラドラゴンはスタートで挟まれ後ろに下がってしまい、何も出来ないままレースが終わってしまった。戦前の懸念通り二走ボケに嵌った感が強い。これで人気が落ちてくれるなら次走は狙い目だと思うがこれ如何に。 |