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第23回ジャパンカップ(GI) 2003年11月30日(Sun) 東京芝2,400M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 1 | 1 | タップダンスシチー | 牡6 | 57.0kg | 佐藤哲三 | 2.28.7 | − | 502kg(0) | 4 | |
2 | 5 | 10 | ザッツザプレンティ | 牡3 | 55.0kg | 安藤勝己 | 2.30.2 | 9 | 496kg(+4) | 5 | |
3 | ◎ | 3 | 5 | シンボリクリスエス | 牡4 | 57.0kg | O.ペリエ | 2.30.3 | 3/4 | 540kg(+6) | 1 |
4 | 4 | 8 | ネオユニヴァース | 牡3 | 55.0kg | M.デムーロ | 2.30.3 | アタマ | 500kg(-4) | 2 | |
5 | 6 | 11 | アクティブバイオ | 牡6 | 57.0kg | 武幸四郎 | 2.30.5 | 1 1/4 | 460kg(+2) | 15 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:重) |
ハロンタイム 12.9 - 11.7 - 13.1 - 12.4 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.8 - 12.2 - 12.0 - 12.4 - 13.0 上がり 4F 49.6 - 3F 37.4 1コーナー 1-10,11(4,9,14)13(6,5)(2,16)(15,8,18)17,3,12,7 2コーナー 1=10,11(4,9,14)13,5(15,6,16)2(8,18)17(3,7)12 3コーナー 1=10,11(15,14)4,13(9,5)(6,16)2,8(17,18)-(3,7)12 4コーナー 1=10,11(15,14)-(2,4,13)(9,5)(8,6,16)(17,18)(3,7)-12 |
■レース回顧 広い府中を一人旅・単騎独走でタップダンスシチー圧勝! |
■レース解説 内からタップダンスシチーが楽にハナを奪う。ザッツザプレンティ、アクティブバイオがこれに続く。好位は内フィールズオブオマー、中アンジュガブリエル、外イズリントン、ジョハーが形勢。シンボリクリスエスはこれらを見る形で外へ持ち出しながら追走。ネオユニヴァースは中団よりやや後ろの位置取り。3コーナーをカーブする時点でタップダンスシチーのリードは10馬身以上。後続の動きがやや忙しくなるも、依然としてタップダンスシチーは持ったままの手応え。直線に向きタップダンスシチーが追い出すと、一旦は縮まりかけた後続との差がまた開き始める。2番手はザッツザプレンティが死守。後方から追い上げる馬はまばら。ゴール前で全馬の脚色が同じになり、タップダンスシチーが後続に9馬身つけて圧勝。 ■レース回顧 ハズレ。ノーマークにした馬に大逃げ打たれて圧勝されたらどうにもならん。ヽ(´ー`)ノ タップダンスシチーは拍子抜けするほど楽に先手が取れたのが勝因か。前につけた外国馬も折り合いに専念するばかりで邪魔しに来る気配はない。ザッツザプレンティ、アクティブバイオといったあたりも静観。おそらく「そのうちタレてくるだろう」という共通認識があったに違いない。タップダンスシチーは後続に干渉されなかったお蔭で手応えを十分残したままだった。渋った馬場で思うように動けない状況にあったとはいえ、最終コーナーまでタップダンスシチーを放置したのはどうかと思う。 ザッツザプレンティは強健な捲りこそ使えなかったものの、当初の位置取りからシンボリクリスエス、ネオユニヴァースの追撃を退けた。切れ味が封殺される馬場の助けがあったとはいえ、この馬が実質4角先頭みたいなもので、早めに動いてこのパフォーマンスなら上出来。 ネオユニヴァースは後方から確実に追い込んできたが、ラスト100Mで脚が上がってしまい、最後の最後でシンボリクリスエスに抜かれてしまった。夏を越して何となくイマイチになりつつあるのは心配。デムーロ騎手が「秋2戦乗ったけど、ダービー時のような切れる感覚がない」とコメントしたのも頷ける。 シンボリクリスエスは勝負どころで置かれ気味になり、直線に入っても天皇賞秋を勝った時のような弾ける伸びは見られなかった。秋初戦の天皇賞秋が10kg増で、今回は絞れていなければおかしいはずが更に6kg増。有馬記念に向けてシェイプアップを期待したい。 外国馬はエリザベス女王杯で3着に入ったタイガーテイルの6着が最高で、外国馬1番人気(全体では3番人気)のアンジュガブリエルは7着。BCフィリー&メアターフ勝ち馬イズリントンは9着、BCターフ勝ち馬ジョハーは16着。展開と馬場を考慮してもこれは酷い。 ツルマルボーイはこの展開で追い込めるはずもなく、見せ場皆無の15着に惨敗。後ろが前からタレてきた外国馬ジョハー、サラファン、フィールズオブオマーということで、実質最下位といっても過言ではない。重馬場も相当堪えたものと思われる。 |