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第4回ジャパンカップダート(GI)
2003年11月29日(Sat) 東京ダート2,100M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   3 5 フリートストリートダンサー セ5 57.0kg J.コート 2.09.2 (レコード) 526kg(計不) 11
2 3 6 アドマイヤドン 牡4 57.0kg 安藤勝己 2.09.2 ハナ 452kg(+3) 1
3   5 9 ハギノハイグレイド 牡7 57.0kg 福永祐一 2.10.0 5 516kg(+4) 7
4   4 7 スターキングマン 牡4 57.0kg V.エスピノーザ 2.10.1 1/2 480kg(+6) 5
5 7 13 ディーエスサンダー 牡4 57.0kg 江田照男 2.10.6 3 504kg(-2) 12
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:雨、馬場:不良)
ハロンタイム 7.0 - 10.9 - 11.8 - 12.1 - 11.7 - 11.9 - 12.5 - 12.7 - 12.5 - 12.9 - 13.2
上がり 4F 51.3 - 3F 38.6
1コーナー 1,2(5,10)6,14(9,8)7(3,15)(11,16)-(4,13)12
2コーナー 1-2(5,10)8,6,9(7,14)15(3,16)-11(4,13)-12
3コーナー 1-5,10-2(8,6)7(9,16,14)15(13,3)11-4-12
4コーナー 1,5(10,6)(7,8,16)-13,9(14,15)2,3(4,11)-12

■レース回顧 並ばれ差されて差し返す・外国馬初の快挙フリートストリートダンサー!
■レース解説

 内からカネツフルーヴ、スマートボーイが先手を窺う。この直後にフリートストリートダンサー、外からユートピア、ネームヴァリューが押し上げる。最初のコーナーをカーブしてハナに立ったのはカネツフルーヴ。3馬身後方にスマートボーイ、3番手にフリートストリートダンサーとネームヴァリューが併走。その外にサイレントディール。アドマイヤドンはこの直後、ハギノハイグレイドは内を追走。ユートピアは下げて中団外。4コーナーをカーブし、フリートストリートダンサーがじわじわと進出を開始。直後からはアドマイヤドンも外目を回って先頭に並びかける。直線に入り、フリートストリートダンサーが先に抜け出る。直後からはアドマイヤドンが少しずつだが確実に差を詰めていく。3番手以降は離れて2頭のデッドヒート。一旦はアドマイヤドンが内で粘るフリートストリートダンサーを僅かに交わしたが、フリートストリートダンサーがゴール前で差し返しを見せ、全く並んだままゴール。


■レース回顧

 ハズレ。人気馬でも飛ぶほうを抑えてばかり。こりゃアカンわ。(;´Д`)

 フリートストリートダンサーの差し返しは凄い。先に抜け出ているだけに普通なら並ばれ差された時点で終わりのはずが、鞍上の気合鞭でもう一伸び。アメリカのダートは砂ではなく土ということで、泥んこ馬場になったのもこの馬にとってはプラスだったかもしれない。もう一頭の外国馬オウタヒアにも同じことが言えるが、こちらはハイペースに戸惑って道中ポツンと最後方に取り残されていた。

 アドマイヤドンはいつも通りの中団待機で理想的なレース運び。ラスト200Mでフリートストリートダンサーに並びかけてこれを交わしたはずが、ゴール前でまさかの逆襲に遭い僅か4センチ差で2着。後続に5馬身差をつけていることからも力は出し切っている。ちなみに追い切りで終いバタバタでも全く支障なし。調教内容を元に評価を変えることは止めたい。というか止めます。

 軸馬サイレントディールはアドマイヤドンより前でレースを進めていたのをみて勝負になると思ったが、4コーナーでアドマイヤドンに先に動かれてしまいジ・エンド。直線に向いた時にはその他大勢の真っ只中にいた。馬混みと不良馬場でやる気がなくなったのかもしれないが、それでも全く見せ場が作れなかったのは残念。ただ3歳勢の中では最先着を果たしており、今後の成長が待たれる。

 ハギノハイグレイドは予定調和ともいえる3着。前の2頭が完全に抜け出したこともあり、後続はもはや消化試合。この3着は馬券的には重要だが、実力比較に用いるものとしては役に立たない。過去に重賞を幾つも勝っている馬だけにフロックではないことは確か。

 ユートピアは揉まれないように馬群の外を追走したが、位置取りがこの馬にとっては後ろ過ぎた。不良馬場で後ろから追い上げるのは無理。ディーエスサンダーは距離延長でも前走と同じような感じでラストで脚が上がってしまった。GIでは単純に力が足りないらしい。


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