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第4回ジャパンカップダート(GI) 2003年11月29日(Sat) 東京ダート2,100M 3歳以上オープン 定量 (国際)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | カネツフルーヴ | 逃 | 89 | 中央重賞ではイマイチ。同型おり展開苦しい。 | |
2 | スマートボーイ | 逃 | 93 | 好調キープも東京コースでは粘り込み困難。 | ||
2 | 3 | ノボトゥルー | − | 88 | 近走下降気味。マイル以上はこなす程度。 | |
4 | リージェントブラフ | 追 | 85 | 届かず多く不器用。特に東京の重賞で顕著。 | ||
3 | 5 | フリートストリートダンサー | − | − | 前々走好走も定量戦では地力誤魔化せない。 | |
6 | アドマイヤドン | 捲 | 100 | 楽勝続き。調子下降気味も地力でカバー。 | ▲ | |
4 | 7 | スターキングマン | 差 | 91 | 近走の堅実な差脚評価。左回りで本領発揮。 | |
8 | サイレントディール | 先 | 98 | 武蔵野Sで新境地開く。先手奪ってどこまで。 | ◎ | |
5 | 9 | ハギノハイグレイド | 先 | 92 | 末脚健在も前には届かない。前崩れなら一考。 | |
10 | ネームヴァリュー | 逃 | − | 南関東の重賞で活躍も中央ではまだ足りない。 | ||
6 | 11 | グラスエイコウオー | 差 | 88 | 気分屋だが嵌れば末脚強力。折り合いカギ。 | |
12 | オウタヒア | − | − | 短距離馬。重賞でも善戦級では出番なしか。 | ||
7 | 13 | ディーエスサンダー | 先 | 93 | 前走案外も距離延長歓迎で巻き返し可能。 | △ |
14 | ユートピア | 先 | 85 | 揉まれると脆いがすんなり行けると侮れない。 | ○ | |
8 | 15 | ビッグウルフ | 先 | 90 | 後ろに置かれると不発。中団差しなら脈あり。 | |
16 | シロキタゴッドラン | 逃 | 91 | コース適性高いが一気の相手強化で苦戦必至。 |
■レース展望 東京施行時は武蔵野S勝ち馬から流せ・サイレントディール |
■予想構築 過去3年におけるジャパンカップダートの傾向を紐解くと以下のようになる。
アドマイヤドンは南部杯勝ちがあるとはいえ、東京ダート初出走というのが引っ掛かる。直前追い切りは終いバタバタで、お世辞にも好調キープとは言い難い。断然人気を背負う馬がデータ不充足&デキ落ちならちょっと逆らってみたい。ここは圧勝か大敗のいずれかとみて単穴評価とする。 軸は武蔵野S勝ち馬サイレントディール。こちらは叩き2戦目で充実一途。武蔵野Sの楽勝振りからすれば後ろから来る馬は怖くない。今回も先に動けそうで、併せられる前に抜け出てしまえば難無く押し切れる。 対抗はユートピア。こちらも好位抜け出しが身上。古馬2頭が逃げてそれを追いかける展開なら馬群はバラけるはず。ユニコーンSでエコルプレイスのハイペース逃げを捉えてレコード勝ちした素質を今一度見直したい。 連下はディーエスサンダー。前走は距離不足とそれに付随する早仕掛けが敗因とみる。ダートの勝ち鞍は1,800M以上に傾倒しており、2,100M以上では3戦3連対(但し東海Sは1位入線後3着降着)。今回は距離延長で余裕を持って追い出せる。 外国馬2頭については例の如く個別に検討してみる。 フリートストリートダンサー(Fleetstreet Dancer、米)は【4・7・2・9】、重賞は未勝利。前々走のGII・グッドウッドBCHで後にBCクラシックを制したプレザントリーパーフェクトに半馬身差の2着に健闘しているが、このレースはハンデ戦で、同馬は51kgの軽ハンデだった。海外遠征経験は無く、米国内でも善戦止まりでは狙えない。 オウタヒア(Outta here、米)は【2・3・3・5】、重賞は未勝利。GIII・ハリウッドジュヴェナイルCSで2着があるが、このレースは1,200Mで、他の好走実績も軒並みマイル以下の短距離戦。海外遠征はUAEのGI・UAEダービー4着があるが、勝ち馬からは5馬身半差。実績不足の上、距離延長も微妙となれば穴としても狙いようがない。 ◎サイレントディール ○ユートピア ▲アドマイヤドン △ディーエスサンダー ■馬券構築 サイレントディールから馬複流し。 [馬複] サイレントディール−ユートピア 40% [馬複] サイレントディール−アドマイヤドン 30% [馬複] サイレントディール−ディーエスサンダー 30% |