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第39回京王杯2歳S(GII) 2003年11月15日(Sat) 東京芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 4 | 4 | コスモサンビーム | 牡2 | 55.0kg | 武豊 | 1.21.8 | (レコード) | 478kg(+10) | 1 |
2 | ○ | 3 | 3 | アポインテッドデイ | 牡2 | 55.0kg | 柴田善臣 | 1.22.0 | 1 1/2 | 502kg(0) | 5 |
3 | ◎ | 5 | 5 | フサイチホクトセイ | 牡2 | 55.0kg | 田中勝春 | 1.22.4 | 2 1/2 | 490kg(+12) | 2 |
4 | 1 | 1 | カイシュウマックス | 牡2 | 55.0kg | 江田照男 | 1.22.7 | 1 3/4 | 490kg(+4) | 6 | |
5 | ▲ | 8 | 10 | ナカヤマバスター | 牡2 | 55.0kg | 藤田伸二 | 1.23.0 | 2 | 480kg(+10) | 3 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 10.9 - 11.8 - 12.0 - 11.6 - 11.2 - 11.9 上がり 4F 46.7 - 3F 34.7 3コーナー 6,10,3,4,5,9,7(1,8)=2 4コーナー 6(10,3)4,5(7,1,9)8=2 |
■レース回顧 快速外国産馬に引導渡す・コスモサンビームがレコード駆け! |
■レース解説 アポインテッドデイ、コスモサンビーム、ナカヤマバスターが先頭を窺う。横並びの状態からコスモサンビームが下げたところへダンツアイリッシュが交わしてそのままハナを奪う。2番手にアポインテッドデイ、ナカヤマバスターが並んで追走。3馬身開いてコスモサンビーム、その直後にフサイチホクトセイが続く。最後方にメイショウアズーロが置かれた以外は各馬離されず4コーナーカーブを迎える。粘るダンツアイリッシュをナカヤマバスター、コスモサンビーム、アポインテッドデイが捉えにかかる。フサイチホクトセイも外から追い込み体勢。ラスト1ハロンでコスモサンビームが力強く抜け出すと、これに続いたアポインテッドデイ、後方から追い上げたフサイチホクトセイを楽々退けてゴール。 ■レース回顧 ハズレ。外国産馬に偏重し過ぎてアウト。3連複で抑えれば良かった。(´・ω・`) 軸馬フサイチホクトセイは4コーナーで前が固まったために外に回ったツケがラストに響いた。同じ持ち時計を有するコスモサンビームに先に抜け出られてしまってはどうしようもない。関東馬相手に連勝しながら東上してきた関西馬に負ける。春先にはヒドイのがいたが敢えて突っ込まないでおく。メテオバースト(父SS、新馬→いちょうS連勝)もコスモサンビームやメイショウボーラーに捻られてしまうのだろうか。ところで武豊騎手は朝日FSで何に乗るんだろう? アポインテッドデイは持ち時計でコスモサンビーム、フサイチホクトセイ(共に芝1,400Mで1分21秒9)に0秒2差しか変わらず、能力的にはフサイチホクトセイと大差無かったというのが実情。今回はスムーズなレース運びが出来たか出来なかったかの違い。2番手に控えて直線抜け出す競馬を実践しており、単なる逃げ馬でないことを証明したのは大きい。 アポインテッドデイとは対照的に、ナカヤマバスターは控える競馬を実践して伸びなかった。追い出しを開始してから一方的に外へモタれ、暫く斜めを向いて走っていた。鞍上が立て直して真っ直ぐ走り出したと思いきや、そこでコスモサンビームに突き放され終了。函館2歳Sのナムラビックタイム然り、逃げて完勝した馬は揉まれた時に弱点を晒し出しやすいので注意が必要。 |