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第39回京王杯2歳S(GII) 2003年11月15日(Sat) 東京芝1,400M 2歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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枠 | 馬 | 馬名 | 脚質 | 補正 | 寸評 | 印 |
1 | 1 | カイシュウマックス | 先 | 90 | 脚質に幅出たのは収穫。決め手あり注意。 | |
2 | 2 | メイショウアズーロ | 追 | 83 | 殿一気で初勝利も前が止まっただけの感。 | |
3 | 3 | アポインテッドデイ | 逃 | 93 | 前走競り負け不満も差は僅か。前進可能。 | ○ |
4 | 4 | コスモサンビーム | 先 | 96 | 速い時計に順応。早めの抜け出しで勝機。 | △ |
5 | 5 | フサイチホクトセイ | 先 | 95 | ハイペース対応未知数も先行鋭伸は脅威。 | ◎ |
6 | 6 | ダンツアイリッシュ | 逃 | 86 | 新馬戦圧勝も緩い距離&3ヶ月振りで静観。 | |
7 | 7 | スパークルキャット | 先 | 86 | 初ブリンカーも芝3戦が平凡で一変見込薄。 | |
8 | ナンヨーアルトラブ | 先 | 92 | 溜めて嵌るタイプも4角進出なら侮れない。 | ||
8 | 9 | モリデンキング | − | − | 中央&芝初出走。単純にスピード不足か。 | |
10 | ナカヤマバスター | 逃 | 93 | 逃げて圧勝。ペース遵守で距離延長克服。 | ▲ |
■レース展望 快速外国産馬の争い・地の利で優位に立つフサイチホクトセイ |
■予想構築 過去10年における京王杯2歳Sの傾向を紐解くと以下のようになる。
フサイチホクトセイの前走はテン3ハロン35秒1・1,000M通過59秒0のミドルペース。前がぶっ飛ばした時にどうなるかだが、デビュー戦が超スローだったことを考えればペースによる乱れは考えなくても良いのかもしれない。先行脚質で上がり最速をマークし続けていることからもこれが軸。 アポインテッドデイは前走でフサイチホクトセイに1馬身(0秒2)差つけられたが、3着以下には2馬身半(0秒4)差をつけている。同レースを2番手で進んだ2頭が直線でズルズル下がったのとは対照的に、単騎で行って粘り込んだアポインテッドデイは引き続き注目すべき馬。ちなみに前走は同馬が1番人気。 ナカヤマバスターは二ノ宮師が前走について「控えた競馬を試したかった」とコメントしたように、今までのところは相手が弱過ぎて逃げ勝っただけに過ぎないようである。前走のテン3ハロンは33秒4とかなり速く、その分ラストは失速。テンを抑えることで距離延長も克服できる。 外国馬は上記3頭以外にもスパークルキャットがいるが、こちらはどうもダート馬臭いのでパス。ダートにしか出ていない(初芝)というパターンはまだ狙えるが、ダート好走・芝サッパリのパターンは大抵ダート馬。前者のパターンでは'99年1着ダイワカーソン(11人気)が穴を開けている。 他では追う度に加速するカイシュウマックス、芝連対率100%のコスモサンビームが注目されるが、対戦成績からコスモサンビームを上位にみておく。同馬は決め手がイマイチなのがネックだが、持ち時計比較では上記外国産馬にもヒケを取らない。 ◎フサイチホクトセイ ○アポインテッドデイ ▲ナカヤマバスター △コスモサンビーム ■馬券構築 外国産馬3頭の馬複ボックスが基本。フサイチホクトセイからコスモサンビームが抑え。 [馬複] フサイチホクトセイ−アポインテッドデイ 30% [馬複] フサイチホクトセイ−ナカヤマバスター 30% [馬複] アポインテッドデイ−ナカヤマバスター 20% [馬複] フサイチホクトセイ−コスモサンビーム 20% |