HOME > 重賞回顧 > 第7回シリウスS

第7回シリウスS(GIII)
2003年10月5日(Sun) 阪神ダート1,400M 3歳以上オープン ハンデ (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   7 11 マイネルセレクト 牡4 56.0kg 大西直宏 1.23.1 516kg(+4) 1
2 2 2 ツルマルファイター 牡4 55.0kg 角田晃一 1.23.6 3 484kg(+6) 5
3   1 1 インタータイヨウ 牡4 57.5kg 秋山真一郎 1.23.7 3/4 470kg(+2) 3
4   4 6 アドマイヤジャック 牡5 53.0kg 幸英明 1.23.9 1 1/4 494kg(+2) 4
5   6 9 シャドウスケイプ 牡4 54.0kg 武幸四郎 1.24.1 1 1/4 458kg(-2) 7
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.3 - 10.8 - 11.4 - 11.9 - 11.9 - 12.1 - 12.7
上がり 4F 48.6 - 3F 36.7
3コーナー (*7,14)(11,13)-(2,10,12)(1,5,8)(4,3,6,9)
4コーナー (14,*13)11,7(2,10)(1,5,12)(4,6,8)9-3

■レース回顧 前走レコード勝ちの勢いそのままに・マイネルセレクト3連勝!
■レース解説

 内からタガノラフレシアが先手を取り、ニチドウマジックがマークに入る。スターリングローズは好位4〜5番手、その外にマイネルセレクトがつける。その他後方各馬は一塊で推移。3コーナー手前でエイシンラグランジが動き出し、先行集団以下が少々離れる。後方各馬はコーナリングで徐々に進出を開始。4コーナーをカーブし、タガノラフレシアが脱落。代わって直後まで上がっていたマイネルセレクトが先頭に踊り出ると、そのまま後続馬との差を広げていく。後方からツルマルボーイ、インタータイヨウ以下が追いかけるも差は詰まらず、マイネルセレクトが3馬身差で楽勝。


■レース回顧

 ハズレ。4年連続で1番人気−5番人気決着。スタローは…2番人気?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

 スターリングローズは戦前の懸念通り馬群に沈んだ。いつもなら4コーナーで先行馬を射程圏内に入れて直線であっさりというパターンだが、今回はマイネルセレクトに先に動かれていた。手応えも見かけ以上に悪かったようで、福永騎手も諦めて半ば流すような感じで追っていた。ハンデ云々より勝ち負けできるデキに無かったのは確か。馬は生き物。数字だけ追っていても馬券は獲れない

 マイネルセレクトは未だ勝ちの無い距離で全幅の信頼は寄せられないとして見送ったが、終始外目につけるソツのない位置取りで完勝。ダート1,200Mでレコード勝ちを収めた直後ということで、楽な追走が出来たのが大きかったか。同コースに連対があることからして、距離延長で嫌うほどではなかったのは反省材料。

 スターリングローズに代わり、プロキオンS出走馬として連に絡んだのはツルマルファイターだった。直線で横に居合わせたインタータイヨウに一旦抜かれたが、そこから坂を駆け上がって逆転した。それにしてもこのコースの重賞はフォーティナイナーの産駒を買っていれば儲かるようである。今回は出走した4頭が1、2、4、5着。3着インタータイヨウも母父がフォーティナイナー。

 インタータイヨウは距離短縮でスタート直後に置かれたがその後良く盛り返した。ツルマルファイターに屈したのは近走で短距離慣れをしていたかどうかに関わってくるように思える。このレースは距離短縮馬の成績が悪い。ダートは芝に比べて短距離と中距離でテンのスピードが異なるためと推測するがどうだろうか。

 他に注目していたところではニホンピロサートが6着、タイギャラントが7着。ニホンピロサートは位置取りが後ろ過ぎた。和田騎手も鞭連打で応酬したが、先行馬はその遥か前方を進んでおり全く勝負にならず。シャドウスケイプ同様、前が止まらないと勝ち負けにならない模様。タイギャラントはここ2戦出遅れていたが、今日はスムーズな発馬。直線でも内から伸びていたが、ツルマルファイターらの脚色がより勝っていた。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.