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第57回ラジオ日本賞セントライト記念(GII) 2003年9月21日(Sun) 中山芝2,200M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | △ | 2 | 2 | ヴィータローザ | 牡3 | 56.0kg | 蛯名正義 | 2.24.5 | − | 460kg(-6) | 3 |
2 | 4 | 5 | ニシノシンフォニー | 牡3 | 56.0kg | 江田照男 | 2.24.6 | 3/4 | 462kg(-4) | 8 | |
3 | 6 | 9 | チャクラ | 牡3 | 56.0kg | 後藤浩輝 | 2.24.6 | ハナ | 470kg(+10) | 4 | |
4 | ○ | 8 | 13 | マイジョーカー | 牡3 | 56.0kg | 池添謙一 | 2.24.7 | クビ | 464kg(0) | 1 |
5 | ▲ | 3 | 3 | ラントゥザフリーズ | 牡3 | 56.0kg | 吉田豊 | 2.24.7 | ハナ | 490kg(+8) | 7 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:不良) |
ハロンタイム 13.3 - 12.4 - 13.3 - 13.3 - 13.5 - 12.9 - 12.9 - 12.6 - 12.7 - 13.2 - 14.4 上がり 4F 52.9 - 3F 40.3 1コーナー 5,6(3,13)14(4,8)9,2(1,7,10)-(12,11) 2コーナー 5,6(3,13)14(4,9)8,2,10(1,7)-(12,11) 3コーナー (5,*6,11)(3,13,9)(14,8,2)(4,10,7)1=12 4コーナー (*5,6)(3,11,9,2)(13,8,7)14,1(4,10)=12 |
■レース回顧 夏の変則上がり馬・裏街道で勝ち味覚えたヴィータローザ! |
■レース解説 横一線の状態からスズノマーチが先手を奪いかけるも、内からニシノシンフォニー、ラントゥザフリーズ、トリリオンカットらが抜け出して先行集団を形成。マイネルプレシャス、コレクションボスの2頭を除き各馬が前々でレースを進める。コーナリングでニシノシンフォニーが単独先頭。直後にトリリオンカット、ラントゥザフリーズ。マイジョーカー、チャクラも好位につける。ヴィータローザは悠々と中団待機。3コーナー手前でマイネルプレシャスが一気の捲りをかける。ヴィータローザも早めに進出を開始。直線に向き、トリリオンカットがニシノシンフォニーに並びかけるも徐々に失速。2番手集団からラントゥザフリーズ、ヴィータローザ、チャクラが迫る。ヴィータローザがゴール前一伸びしてゴール。 ■レース回顧 ハズレ。軸馬轟沈。前を行く馬に目をつけたまでは良かったが。(;´Д`) 折から降り続く雨でダートは勿論、芝でも水しぶきが舞い上がる極悪の不良馬場。午後に入り、芝のレースで逃げ馬が連勝。9R上総特別(1000万・芝1,600M)は差し馬同士で決まったが上がりは40秒2。とりあえず前につけそうな馬を買えば当たるような気がした。 軸馬トリリオンカットは手応え十分で直線に向いたと思いきや、1ハロン棒を通過したところで急激に失速。坂が堪えたというよりは先にヘバってしまったような感じ。展開利を突いての軸指名だったが、馬自体が休み明け動かないようである。やはりこのレースで休み明けの馬を軸にしてはダメだ。 ヴィータローザはラジオたんぱ賞勝ち馬といえど実質1000万クラスの相手に勝っただけの「お山の大将」だと考えて割り引いたが、ここの相手も大して変わらなかった。3コーナーから早仕掛けに出た影響からか、坂を駆け上がる間も突き抜けそうで突き抜けない。それでも勝てた。ラストで怯むことは無くなったが、ローザネイ一族はここ一番で負けてくれるのでまだ安心はできない。 2着に粘ったニシノシンフォニーはあまり出が良くなかったものの、他に行く馬がいなかった分すんなりと前に行けた。2走前に逃げ勝っていること、夏場を使っていたこと、そして後続勢の追撃を阻む不良馬場。これにエダテルの伏兵マジックが嵌れば買えたということになるだろうか。次は多分要らない。 チャクラは後ろから行く時点で脈なしと考えたが、早仕掛けせざるを得ない展開が好走を生んだように思う。追い通しで手応えは悪かったが何とか菊出走権をゲット。ベストは京都外回り。菊花賞の消去法では1勝馬は消し対象になるが、もはや菊花賞にデータは通用しない。ただ典型的な穴人気馬という気もしなくはない。 むしろ京都新聞杯を勝っているマーブルチーフが忘れ去られつつあるので注意。同馬はこのレースにも登録があったが回避し、強敵揃いの神戸新聞杯に回った。本賞金が3500万あるので権利獲りに必死になる必要はない。ここを惨敗すれば完璧に忘れられるはず。 マイジョーカーは4コーナーで馬群の真ん中にいたため追い出しが遅れ、3/4+ハナ+クビ差の4着。とにかく詰めの甘さは尋常ではない。相手が強かろうと弱かろうと関係なし。逆に言えばGIで3着も十分にあり得る。このような馬は人気が落ちた時にいかに狙えるかがポイントだろう。 ラントゥザフリーズは先手を奪えたので内心しめしめと思ったが、直線での叩き合いに屈して5着。ただ休み明けでこれだけ動けば上々。菊花賞でもそれなりに走ってくるように思えるが、ネオユニヴァースらクラシック上位勢に太刀打ちできるかといえば正直苦しい。 |