HOME > 重賞回顧 > 第39回新潟記念
第39回新潟記念(GIII) 2003年8月31日(Sun) 新潟芝2,000M 3歳以上オープン ハンデ (混)(特指) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 3 | 6 | ダービーレグノ | 牡5 | 55.0kg | 幸英明 | 1.58.7 | − | 458kg(-6) | 3 | |
2 | 7 | 14 | カンファーベスト | 牡4 | 55.0kg | 江田照男 | 1.58.8 | 1/2 | 464kg(-2) | 7 | |
3 | 1 | 2 | キングフィデリア | 牡5 | 56.0kg | 中舘英二 | 1.59.0 | 1 1/4 | 484kg(+2) | 8 | |
4 | ▲ | 2 | 4 | カゼニフカレテ | 牡4 | 54.0kg | 柴田善臣 | 1.59.2 | 1 1/4 | 480kg(-4) | 5 |
5 | 8 | 16 | タニノエタニティ | 牡5 | 55.0kg | 二本柳壮 | 1.59.3 | 3/4 | 494kg(+8) | 10 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:重) |
ハロンタイム 12.7 - 11.1 - 11.7 - 12.0 - 12.4 - 12.2 - 11.8 - 11.5 - 10.8 - 12.5 上がり 4F 46.6 - 3F 34.8 3コーナー 12,2,5(8,7,17)(9,10,15,13)(6,14)(1,3)(16,18)4 4コーナー 12,2,5(8,7,17)13(9,10,15)14(1,3,6)(16,18)4 |
■レース回顧 貫禄十分の直線一気・2年半振りの美酒ダービーレグノ! |
■レース解説 ゴーステディがすんなり先手を奪うが、直後にミデオンビットとキングフィデリアが張り付く。エイシンハリマオーは中団馬群の内を追走。カンファーベストは後方の外、ダービーレグノがこの直後をマーク。カゼニフカレテは大外最後方に構える。完全な平均ペースで各馬固まり気味に推移。一団の状態で直線に向く。キングフィデリアの仕掛けが始まったあたりでゴーステディが早くも失速。コーナリングで捲り気味に上がったカンファーベストが単独2番手に躍り出る。キングフィデリアとカンファーベストが抜け出て競り合う中、外からダービーレグノが一気に捉えて抜き去る。 ■レース回顧 大ハズレ。エイシンハリマオー負け過ぎ。見せ場も何も無しとは…。・゜・(ノД`)・゜・ 直線に向くところの攻防を横から観察できる新潟特有のカメラワーク。そこに映し出されたエイシンハリマオーの手応えを見てこりゃダメだ、と思った。鞭が入ってもサッパリ伸びない。新潟経験の浅い福永騎手がどこで仕掛けるかに注目していたがもはやそれ以前の問題。ここまで負ける理由がよく分からない。湿った馬場が影響したのか、それとも惜敗続きで緊張感が途切れたのか。 週初めの傾向分析で「小倉・函館からの転戦馬が絶好調」という傾向を見つけたが、それだけでダービーレグノを軸にしていいのかなと邪推してしまった。北九州記念はミレニアムバイオの後方で起こったグダグダの2着争いを制しただけに見えたが、実は自力で差してきていたということか。 ゴーステディはミデオンビットの他にキングフィデリアからもプレッシャーを受け、何の抵抗もなく沈没。重馬場で思うような行きっぷりには無かったにしても、叩き2戦目で得意コースを迎えてコレでは物足りない。重賞で勝ち負けするにはもう少し下積みが必要か。キングフィデリアはマーク競馬で一変したが、ミデオンビットはゴーステディ共々沈没。ただこの馬は重馬場がからっきしの苦手なので考慮外。コイツはいつかまた穴を開けてくれそうなので引き続き警戒は怠らないようにしたい。 新潟記念はどちらかといえば「調子より格」のレース。上がり馬と目された格下のエスジービームも例外ではなく10着に敗退。カンファーベストの進出にあわせて早仕掛けに出たが、上がりの速さには付いていけず脱落した感じ。自己条件に戻ればまた勝てると思われる。穴で注目していたロードフラッグは位置取り、手応えこそ悪くなかったが上がりの競馬に全く対応出来ていなかったのは残念。 |