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第38回テレビ西日本賞北九州記念(GIII) 2003年7月20日(Sun) 小倉芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (混)(特指) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 7 | 8 | ミレニアムバイオ | 牡5 | 56.0kg | 武豊 | 1.49.8 | − | 486kg(+4) | 1 |
2 | ▲ | 5 | 5 | ダービーレグノ | 牡5 | 56.0kg | 幸英明 | 1.50.4 | 3 1/2 | 464kg(+6) | 5 |
3 | 8 | 10 | コスモリバーサル | 牡5 | 56.0kg | 和田竜二 | 1.50.5 | 1/2 | 522kg(0) | 4 | |
4 | 6 | 6 | メジロマイヤー | 牡4 | 56.0kg | 福永祐一 | 1.50.6 | 1/2 | 476kg(+4) | 2 | |
5 | 3 | 3 | グリーンブリッツ | 牡9 | 56.0kg | 池添謙一 | 1.50.7 | クビ | 522kg(+8) | 9 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:不良) |
ハロンタイム 12.8 - 11.4 - 12.3 - 12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.3 - 12.1 - 12.2 上がり 4F 48.9 - 3F 36.6 1コーナー (*6,10)4,11(2,3)8(5,7,9) 2コーナー (*6,10)4,11-2,3,8(5,9)7 3コーナー 6,10,11(4,2)(8,9)(5,3)7 4コーナー (*6,10)11(2,8)-(5,9,3)4-7 |
■レース回顧 マイル依存からの脱却・早めの仕掛けで楽勝ミレニアムバイオ! |
■レース解説 メジロマイヤーが楽にハナへ。ジュエリーソード、コスモリバーサル、キタサンチャンネルがこれに続く。メジロマイヤー先頭、半馬身差でコスモリバーサルが続く。キタサンチャンネルは4番手をキープ。ミレニアムバイオは中団インコースで待機。ダービーレグノはその後方を追走。3コーナー手前でキタサンチャンネルが徐々に進出を開始。これに合わせてミレニアムバイオがぐんぐん押し上げ、キタサンチャンネルの外から一気に好位へ取り付く。ミレニアムバイオは仕掛けに好反応を示し、あっという間に他馬を置き去りに。そのまま独走で快勝。2番手以下は先行した3頭の追い比べになるが、後方待機のダービーレグノがこれらをゴール間際でしっかり交わした。 ■レース回顧 ハズレ。4角で勝負アリみたいなレースでした。結構いい勝負になると思ったのに…。(x_x) ミレニアムバイオは安田記念からの「格落ち」が効いて3馬身半差の楽勝。スパイラルカーブを生かして一瞬のうちに好位へ押し上げると、間髪入れず追い出しを開始。「ソラを使わないように一気に交わしてくれ」という領家調教師の注文をソツなくこなした。メンバーが手薄だったことを差し引いてもマイル以外でこのような勝ち方が出来たというのは大きい。 軸馬キタサンチャンネルは大外からの発走で、先行集団の一角に張り付いた判断は妥当。道中の手応えも申し分なかったが、3〜4コーナーの勝負どころで鞭が飛んでいたのは見逃せない。前走の米子Sは内を掬って距離を稼いだが、今回は逆の立場に置かれた分だけ余分な手応えを失ってしまったようだ。前走の上がりだけに目が行ってレース内容を軽視していたのは反省材料。またミレニアムバイオよりも距離実績に不安があった点も敗因に挙げられるかもしれない。 差し有利の傾向が続く北九州記念において、不良馬場の今回も差し同士の決着になった。ダービーレグノは斤量を見て消し候補に挙げていたが、実績ある差し馬がミレニアムバイオと同馬くらいしか見当たらなかったので狙いに含めた。レースは見立て通り伸び悩む先行馬をまとめて差し切るダービーレグノの姿があった。 メジロマイヤーはシーパッションの回避で労せずハナを奪えたが、コスモリバーサルを直後に置く苦しい展開になったのは誤算。不良馬場も祟っていつもより輪をかけて粘りが無かった。慣性で逃げ残るタイプの馬だけに今回は脈なし。 コスモリバーサルはミレニアムバイオに突き放された後の2番手争いで地味にメジロマイヤーを捉えて交わしていた。前走もそうだったが、追って多少なりとも伸びているのは評価に値する。「3コーナー(=今回の勝負どころ)から馬場に脚をとられだした」という和田騎手のコメントより、良馬場であってもそこそこやれるかもしれない。 最後に損得のお話を少々。 ゼンノショウグン、直前で出走取り消し 輪乗りまで済ませた状態でハ行が発覚。発走まで3分少々で買い直しも効かない。東海Sでアルアランが直前で出走を取り消した時はまだ買い直す時間があった。ゼンノショウグンから流した人は一瞬にして見るレースに。いいじゃない。損しなかったんだし。 損したのはJRA。直前まで2番人気に推されていたゼンノショウグン絡みの馬券は全投票の約35.8%、返還総額は約14億5700万。概算で3億7000万くらいは利益が減ってます。でも「ざまーみろ」なんて言ったらダメ(誰も言ってない)。私は「かわいそうだなぁ」と思いつつ、一部返還を受けました(ホントか?)。 |