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第8回ユニコーンS(GIII)
2003年6月7日(Sat) 東京ダート1,600M 3歳オープン 別定 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 7 14 ユートピア 牡3 56.0kg 安藤勝己 1.35.8 (レコード) 466kg(+2) 1
2 3 6 ブイロッキー 牡3 56.0kg 松永幹夫 1.36.6 5 464kg(-6) 5
3   7 13 ワンダフルデイズ 牡3 56.0kg 武豊 1.36.8 1 1/2 484kg(0) 3
4   3 5 エコルプレイス 牡3 56.0kg K.デザーモ 1.36.9 3/4 534kg(-2) 4
5   5 10 ウインジェネラーレ 牡3 56.0kg 大西直宏 1.37.3 2 1/2 518kg(-4) 12
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良)
ハロンタイム 12.1 - 10.5 - 10.9 - 11.8 - 12.6 - 12.3 - 12.9 - 12.7
上がり 4F 50.5 - 3F 37.9
3コーナー 5-15-8-14(6,12)(7,16)(4,13)(3,9)(1,2,10)-11
4コーナー 5=14,15(6,8)12-(7,16)(13,9)(4,10)(3,1)(11,2)

■レース回顧 ダートは未だ負け知らず・びっくりするほどユートピア!
■レース解説

 外からピュアルネッサンスが行く気配を見せるも内からエコルプレイスが先手を奪ってリードを広げる。ユートピアはこの後方4番手をキープ。ビッグウルフは中団後方の内を追走。やや縦長の展開。3〜4コーナー中間でユートピアが追っ付けながら先頭を窺う。エコルプレイス先頭のまま直線を迎えて逃げ込みを図るが、ユートピアが確実に詰め寄ってこれを交わし、加速をさらに強めていく。ビッグウルフは大外に回って追い込むも遥か後方。内ブイロッキー、外ワンダフルデイズが追い込むも前には届かず。


■レース回顧

 ハズレ。ダート3戦無敗>ダート5勝ということらしい。軸を見誤って(´・ω・`)ショボーン

 前でユートピアが早めに進出を始めているというのに、ビッグウルフは周りの馬が壁になって動けず。一旦後方に下げて大外に持ち出したが、勝負どころで勝ち馬と正反対のベクトルに向いたツケは余りにも大きかった。ビッグウルフ自身も上がり2位(37秒0)をマークしていたが、勝ったユートピアが上がり1位(36秒9)というのではどうしようもない。ユートピアとの着差1秒6は敢然たる力差とは思わないが、完成度という見地からはユートピアが上位であることは間違いない。

 またビッグウルフはハイペースだと詰められない傾向にあるようで、今回を含めて中央ダートで走った6回のうち、テン36秒以上のレース(3回)ではいずれも圧勝しているが、テン35秒台以内のレース(3回)では辛勝若しくは敗退している。今回のように前に行く馬が揃うような展開では道中置かれて追走一杯ということにもなりかねない。展開に注文が付くタイプか。

 ブイロッキーは同じ位置から仕掛けたユートピアに0秒8も離されているだけに能力差は否めない。ただ勝った馬が別格とすればこの馬も能力通りに走ったといえるのかもしれない。ワンダフルデイズは長いと思われたここで3着に入ったが、勝ち馬からは1秒0も離されており依然として1,400M超では用無しの感。てっきり次週のファルコンSに出てくるものとばかり思っていた。


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