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第39回金鯱賞(GII) 2003年5月31日(Sat) 中京芝2,000M 3歳以上オープン 別定 (国際)[指定] |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 7 | 11 | タップダンスシチー | 牡6 | 57.0kg | 佐藤哲三 | 1.58.9 | − | 502kg(0) | 4 |
2 | △ | 4 | 5 | ツルマルボーイ | 牡5 | 58.0kg | 横山典弘 | 1.59.0 | 1/2 | 458kg(-2) | 1 |
3 | 1 | 1 | エアエミネム | 牡5 | 58.0kg | 蛯名正義 | 1.59.2 | 1 1/2 | 502kg(0) | 7 | |
4 | ◎ | 6 | 10 | バランスオブゲーム | 牡4 | 58.0kg | 田中勝春 | 1.59.2 | ハナ | 472kg(-4) | 2 |
5 | 2 | 2 | アサカディフィート | セ5 | 57.0kg | 池添謙一 | 1.59.4 | 1 1/4 | 496kg(+2) | 9 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重) |
ハロンタイム 12.5 - 11.0 - 11.2 - 12.4 - 12.3 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 12.0 - 12.2 上がり 4F 47.5 - 3F 35.8 1コーナー (*4,11)(2,12)(1,10)8(7,13)-14(9,5)3-6 2コーナー (*4,11)(2,12)(1,10,8)(7,13)14(9,5)3-6 3コーナー 11,12(2,8)(4,1)(10,13)7(9,14,5)(3,6) 4コーナー 11-(12,8)(2,1)(10,13)(7,5)14(4,6)(9,3) |
■レース回顧 宝塚記念へ繋がる快走・悠々自適タップダンスシチー! |
■レース解説 ダイタクフラッグが押して先頭に立つ。エアエミネム、アサカディフィート、バランスオブゲーム、キングフィデリア、タップダンスシチーと先頭集団は固まる。1コーナーカーブでタップダンスシチーが2番手に上がる。エアエミネム、バランスオブゲームは少し下げて追走。ダイヤモンドビコー、テイエムオーシャンの牝馬2頭は中団からレースを進める。3コーナー手前でタップダンスシチーがダイタクフラッグに並びかけて交わす。これを見て後続各馬も一斉に動き出す。テイエムオーシャンは外を捲る構え。タップダンスシチーは直線に入った直後に追い出しを開始。そのまま独走態勢に持ち込む。内でアサカディフィートとマイソールサウンドが追撃するも差は詰まらない。ラスト100Mで外からようやくツルマルボーイが詰め寄るが、タップダンスシチーはこれを難なく抑え切りゴール。 ■レース回顧 ハズレ。GI以外オール連対のバランス崩壊。「記録はいつかは途切れる」ということか。(-_-) バランスオブゲームは外からやってきたツルマルボーイに寄られてバランスを崩し、そのまま横にいたエアエミネムに体当たり。勝負どころで堪える不利。この件につき審議になったがお咎めは無し。パトロール映像を確認したところ、横山典弘騎手はツルマルボーイが内にモタれかかってから左鞭を入れたり手綱を引いたりして制御しようと試みていた。これなら仕方ない。例え不利が無かったにしても脚色から判断してバランスオブゲーム、エアエミネムの連絡みは無かったものと思われる。 タップダンスシチーは3コーナー手前からレースの主導権を奪うと、直線入り口から一人旅。展開利などは微塵も感じられない。ゴール前はツルマルボーイに半馬身差まで詰め寄られたものの、上がりは極端な落差なくまとめていて見かけ以上に内容は良い。メトロポリタンS(東京開幕週メイン)勝ち→金鯱賞勝ち→宝塚記念のローテは'00年メイショウドトウ、'02年ツルマルボーイと同じ。宝塚記念も好走が期待できる。 昨年の最優秀古馬牝馬ダイヤモンドビコー、同世代の牝馬二冠馬テイエムオーシャンはそれぞれ8着と9着。前者は休み明けで牡馬相手の好走実績が無かったこと、後者は牡馬相手に2kg増はキツイとみて見送ったが、レースでは案の定好位を取れずに中団に置かれていた。ダイヤモンドビコーは直線に入った直後はそれなりに伸びていたがラストで完全に失速。テイエムオーシャンは外を捲って一杯とコース適正の差がモロに出た。いずれも相手がもう少し手薄なら勝負になったかもしれない。 |