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第25回新潟大賞典(GIII)
2003年5月18日(Sun) 新潟芝2,000M 4歳以上オープン ハンデ
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   4 7 ダンツフレーム 牡5 59.0kg 本田優 1.58.3 506kg(-4) 1
2 2 3 タフネススター 牝6 54.0kg 武幸四郎 1.58.5 1 1/2 450kg(-2) 2
3   7 14 エルカミーノ 牡5 54.0kg 鹿戸雄一 1.58.6 アタマ
+1/2
482kg(0) 12
4   3 7 タニノエタニティ 牡5 55.0kg 松永幹夫 1.58.7 クビ 484kg(+2) 7
5   1 1 タケハナオペラ 牡4 55.0kg 池添謙一 1.58.8 クビ 456kg(0) 3
5   3 5 メイショウキオウ 牡6 53.0kg 飯田祐史 1.58.8 同着 506kg(+6) 13
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.7 - 10.9 - 11.1 - 11.5 - 12.3 - 12.6 - 12.4 - 11.6 - 11.1 - 12.1
上がり 4F 47.2 - 3F 34.8
3コーナー 4-2-(14,16)(5,11,13)(8,10)(3,15)(6,12)7(1,9)
4コーナー 4-2(14,16)(5,11,13)10(3,8,15)(6,12)(7,9)1

■レース回顧 GI馬のローカル稼業・勝利実演ダンツフレーム!
■レース解説

 外からエルカミーノが出を窺うが、内からマイネルブラウ、アサカディフィートが進出。この2頭が互いに譲らず後続を引き離していく。エルカミーノは3番手、直後にタイガーカフェ。タフネススターは中団内、トップハンデのダンツフレームは後方待機。3コーナー頂上でマイネルブラウが単独先頭に立ち、2馬身置いてアサカディフィートの態勢。下りにかけて後続馬が詰め寄り、横一杯に広がって追い出しを開始。アサカディフィートが内一杯粘るマイネルブラウを交わして先頭に踊り出る。鞭を入れてから内へどんどん斜行しつつもゴール前で一杯。ラストでダンツフレームが前数頭を力で捻じ伏せてゴール。


■レース回顧

 ハズレ。アサカディフィートは見せ場を作ったが粘り切れず。しかも降着(3位入線7着)。・゚・(ノД`)・゚・

 マイネルブラウとアサカディフィートが並び、アサカディフィートが前へ…というのを期待したが、前2頭が必要以上に競り合ってしまったのを見て負けを覚悟。3コーナー手前でアサカディフィートが引いたが、それなら最初から引いていて欲しかった。しかし意外な事に直線に向いても手応えが残っていた。「ひょっとしてイケるのか?」と小躍りしたが、結局後ろから来た2頭を捌ききれず。とはいえ内へモタれてメイショウキオウの進路を思いっきり塞いでいたし、中途半端に連対されるよりは良かったかも。

 ダンツフレームはトップハンデを背負いながら勝ち急ぐこともなく、後方から2〜3番手の位置取り。キレ馬タフネススターより後方につけて差し切った。休み明けでマイラーズC(4着)を叩き、中1週で天皇賞(5着)。そこから中1週で新潟大賞典を使っての快勝。次は中2週で安田記念、そこから中2週で宝塚記念を予定しているとのこと。ダンツフレーム、必死です。(^-^;)

 タフネススターは取り立ててマイナス要素が見当たらなかったが、このレースで牝馬が不振であることを理由に評価を下げていた。アホである。年齢・性別で狙いを下げるのは無意味(予想構築からの逃避)であることを再認識。ちなみに昨年はタフネススターを軸にしたものの、レース当日になって出走取消(蕁麻疹発症)という憂き目に遭っていた。

 ロサードはまさかのシンガリ負け。よく見ると直線入り口からゴールまで前が詰まりっぱなしで全く追えていなかった。中舘騎手は追い込み馬に乗るとこういうポカが多いような気がする。ただ今回は1着からシンガリまで1秒以内に収まる大混戦であったことから決して力負けではない。エプソムCあたりに出てきて人気が無ければ狙ってみたい。


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