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第127回天皇賞・春(GI) 2003年5月4日(Sun) 京都芝3,200M 4歳以上オープン 定量 (牡・牝)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ▲ | 6 | 11 | ヒシミラクル | 牡4 | 58.0kg | 角田晃一 | 3.17.0 | − | 454kg(-4) | 7 |
2 | 7 | 14 | サンライズジェガー | 牡5 | 58.0kg | 後藤浩輝 | 3.17.1 | 1/2 | 470kg(+2) | 8 | |
3 | ◎ | 6 | 12 | ダイタクバートラム | 牡5 | 58.0kg | 武豊 | 3.17.1 | クビ | 506kg(0) | 1 |
4 | 2 | 4 | ツルマルボーイ | 牡5 | 58.0kg | 横山典弘 | 3.17.3 | 1 1/4 | 460kg(-10) | 2 | |
5 | 4 | 7 | ダンツフレーム | 牡5 | 58.0kg | 藤田伸二 | 3.17.3 | アタマ | 510kg(0) | 9 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 13.0 - 12.2 - 11.9 - 11.9 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 12.9 - 12.7 - 12.2 - 12.9 - 12.3 - 11.9 - 11.7 - 12.1 - 12.3 上がり 4F 48.0 - 3F 36.1 1コーナー (*2,16)-18-(5,13)(4,6,3)9,7(12,11)10(14,17)(1,8)=15 2コーナー 2,16,18-(5,13)(4,6,3)9,7(12,11)10(14,17)1,8-15 3コーナー(2周目) (*2,16)(18,13)(6,3)(5,7)(9,11)4,12(14,10)17(1,8)15 4コーナー(2周目) (2,*16)(13,3)(18,7)11(5,6,9,12)(4,14,10)(1,17)(8,15) |
■レース回顧 淀の長距離戦は譲れない・菊花賞馬の貫禄ヒシミラクル! |
■レース解説 アルアラン、シースルーオールが前へ。タガノマイバッハが1周目の正面スタンド前で単独2番手に上がる。以下シースルーオール、エリモシャルマン、トーホウシデン、イングランディーレと続く。ツルマルボーイは中団からの競馬を選択。ダイタクバートラムは中団後方内、対照的にヒシミラクルは外々を通り向こう正面へ。各馬さほどバラけず、中団より前はいつでも先頭を窺える位置取り。3コーナー下りに差し掛かったところでイングランディーレ、ヒシミラクルが進出を開始。直線に向き、ヒシミラクルが逸早くスパートに入ったタガノマイバッハを力で交わすとそのまま先頭へ。内からツルマルボーイが差してくるもいつものキレは無く、外から飛んできたサンライズジェガー、ダイタクバートラムの追撃を凌いでゴール。 ■レース回顧 ハズレ。春天はこれで5年連続1着−3着。もうだめぽ。(;´Д`) 11秒7−12秒1−12秒3。近年の長距離戦でやたら目に付く「上がりヨーイドン」とは明らかに異なるラップ推移。ヒシミラクルはいつも通り3コーナー下りから仕掛けてそのまま力で押し切った。瞬発力勝負を誘発する緩い流れを嫌う叩き良化型のステイヤー。このような時代を逆行した古臭い個性を持つ馬がいる限り、天皇賞・春はこの距離であり続けて欲しい。 軸馬ダイタクバートラムはデータ的に「3着もアリだった」ため嫌な予感はしていたが、全くその通りになってしまった。直線に向くところで不利があったものの、追い出してからの反応を見る限りではスムーズに行ったところでサンライズジェガーは交わせていなかっただろう。この点についてはレース後に武豊騎手も認めている。 レースは現地へ見に行った。当サイトの常連様・夜の三冠王氏(以下、三冠王氏)と待ち合わせ、9Rから参加。とは言っても最近特に馬券の調子が思わしくなかったので勝負する気は毛頭無く、三冠王氏共々小張りで様子を見ていた。そういう時に限って買わずにいた東京準メインが狙っていた馬同士で決まって万馬券になったりするから怖い。これでメインはますます当たる気がしなくなった。 馬券はお遊び程度。ダイタクダートラム1頭軸の3連複を買おうとしたところ、これがなかなか面倒なことに気が付いた(※)。いつも自宅でI-PAT対応の競馬ソフトを経由して買っていたのでこれは盲点。締め切りまで時間が無いので馬単裏表流しに変更し、マークシートを窓口へ持っていくと今度はマークミス。どうやら馬単専用シートで流し買いをしようとしたらしい。我ながらアホである。 スタンドへ行くと既に満員御礼。背伸びして辛うじて馬場が見える位置からの観戦を余儀なくされたが、ヒシミラクルが勝つところは見ることが出来た。最終レース終了後、三冠王氏と河原町まで出て残念会を開催。三冠王氏がダイタクバートラムの単勝、私が馬単11→12を買ったからダイタクバートラムは3着だったなどと談笑。今度はお互い勝ちましょう。 ※5月24日より3連複1頭軸流しにも対応した新マークシートが導入される。 |