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第21回ニュージーランドトロフィー(GII) 2003年4月12日(Sat) 中山芝1,600M 3歳オープン 定量 (牡・牝)(混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 2 | 4 | エイシンツルギザン | 牡3 | 56.0kg | 横山典弘 | 1.34.6 | − | 488kg(-2) | 7 | |
2 | 3 | 5 | ギャラントアロー | 牡3 | 56.0kg | 幸英明 | 1.34.6 | クビ | 500kg(+10) | 8 | |
3 | ◎ | 7 | 13 | サクラタイリン | 牡3 | 56.0kg | 蛯名正義 | 1.34.8 | 1 1/2 | 484kg(-4) | 3 |
4 | 1 | 2 | トーセンオリオン | 牡3 | 56.0kg | 安藤勝己 | 1.34.9 | 1/2 | 460kg(-2) | 6 | |
5 | ▲ | 2 | 3 | ゴールデンキャスト | 牡3 | 56.0kg | 武豊 | 1.35.0 | クビ | 462kg(-6) | 1 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.4 - 11.4 - 11.2 - 11.5 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 11.8 上がり 4F 48.1 - 3F 35.7 2コーナー (*5,15)(2,8)(4,10,13)14(1,6,11,16)9(3,7,12) 3コーナー 5-15-(8,10)13(2,4)(6,14,16)(1,9)(7,11,12)3 4コーナー 5-(8,15,10)(2,4,13)(1,6,16,9)3,14,12(7,11) |
■レース回顧 意欲の連闘&東上で混戦制したエイシンツルギザン! |
■レース解説 ギャラントアローがすんなりとハナに立ち、そこへニシノシタンが外から仕掛けて取り付いていく。この2頭が後続を6〜7馬身離して快調に飛ばす。ワンダフルデイズは中団馬群後方、ゴールデンキャストは最後方からレースを進める。3〜4コーナー中間点でニシノシタンがバテて後退、サクラタイリン、セイウントライあたりが外目から仕掛けて上がってくる。直線に向き、先頭を行くギャラントアローが混戦の2番手集団を尻目に二の脚を使って粘り込みを図る。ただ坂に差し掛かったところでギャラントアローの脚色が鈍り、そこへ終始好位追走のエイシンツルギザンが強襲。ゴール前で際どく交わしてゴール。 ■レース回顧 大ハズレ。ギャラントアローをナメていました。シンザン記念では買っていたんですけど。(;´Д`) マイルの重賞にしては1,000M通過58秒9と緩い流れ。昨年はサンヴァレーとサーガノヴェルが猛烈に競り合って1,000M通過55秒9という超のつくハイペースだったが、今年のギャラントアローはニシノシタンが追いかけてきたとはいえ無理に競られることもなく、後続に対して十分な間隔を取って楽逃げの体勢。マイル連対があって前走ハイペースで連対した馬に対してこのマークはあまりにも薄い。ラストの坂で失速したとはいえ、全体的に上手くまとめた。今後も単騎で行けそうな場合は注意。 勝ち馬エイシンツルギザンはギャラントアローの失速を逸早く感知して2番手集団から抜け出すとそのままゴールまで一直線。一瞬の良い脚を使うタイプで東京コースのNHKマイルCではどこまで追い出しを我慢できるかが焦点。ゴールデンキャストは後方からの決め打ちで5着。ただ上がり最速(34秒2)をマークしたとはいえ上位を脅かすには至らず、NHKマイルCに向けてやや不満が残る内容。これなら今回7着に終わったものの、エイシンツルギザンに並ぶ上がり2位タイ(34秒6)をマークしたカフェベネチアンも争覇圏内か。 軸馬サクラタイリンは外目を回って上がってきたが、進出が幾分早まった分だけ直線で伸びを欠いた。ただ時計は前2戦よりも詰めているだけに善戦評価としておきたい。ワンダフルデイズは勝負どころで伸びず終い。血統データの裏付け(『重賞展望』参照)からも「1,400Mまでの馬」で確定の感。距離短縮で再度狙いを立てたい。 |