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第47回産経大阪杯(GII) 2003年4月6日(Sun) 阪神芝2,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 5 | 8 | タガノマイバッハ | 牡4 | 57.0kg | 安藤勝己 | 1.59.1 | − | 470kg(-6) | 3 |
2 | ◎ | 3 | 4 | マグナーテン | セ7 | 58.0kg | 横山典弘 | 1.59.2 | クビ | 510kg(-16) | 1 |
3 | ▲ | 7 | 13 | ツルマルボーイ | 牡5 | 58.0kg | 武豊 | 1.59.3 | 3/4 | 470kg(+10) | 2 |
4 | 2 | 2 | マイソールサウンド | 牡4 | 58.0kg | 本田優 | 1.59.3 | アタマ | 466kg(0) | 4 | |
5 | 2 | 3 | タニノエタニティ | 牡5 | 57.0kg | 武幸四郎 | 1.59.4 | 3/4 | 482kg(-4) | 7 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.0 - 11.9 - 12.0 - 12.0 - 12.3 - 11.8 - 11.9 - 11.3 - 12.2 上がり 4F 47.2 - 3F 35.4 1コーナー (*4,8)-11,2,12,3(5,14)(7,15)9,6,13,1,10 2コーナー 4,8-11-2,12-3(5,14)-7,15-9,6-13(1,10) 3コーナー 4,8(11,2)12(3,14)-5,15(7,9,6)-13(1,10) 4コーナー (*4,8)2,11,12(3,14)15,5(7,6)(9,13)1,10 |
■レース回顧 アンカツの唸る左鞭に応えたタガノマイバッハが大物喰いで4連勝! |
■レース解説 ツルマルボーイがもっさりしたようなスタート。内からマイソールサウンドが前を窺うもマグナーテンがこれを制して先頭へ。直後をタガノマイバッハがピッタリマーク。以下エイシンスペンサー、マイソールサウンドと続いて向こう正面に入る。早くも縦長の展開の中、マグナーテンが軽快に飛ばす。後続の位置関係もさほど変わらないまま3コーナーカーブに入る。ここでタガノマイバッハ、マイソールサウンドが追撃体制に移る。マグナーテンは持ったままの手応え。直線に向き、マグナーテンが僅かなリードから追い出しを開始。タガノマイバッハもこれを見て仕掛けに入りマグナーテンを捉えにかかる。外からマイソールサウンドも加わりかけるが前2頭には僅かに及ばない。前2頭の長い競り合いを制したのはタガノマイバッハ。大外からツルマルボーイが物凄い勢いで突っ込んでくるも3着まで。 ■レース回顧 馬単裏抜けハズレ。馬複、ワイド2着−3着(20%)的中。マグナーテン2着。(゚д゚|||)ガーン アメリカジョッキークラブCで誰もマグナーテンを追いかけなかったのを見て、中距離のこのメンバーならマグナーテンの力が抜けていると判断。今回はタガノマイバッハの徹底マークを受けるのは織り込み済みだったが、まさかタガノマイバッハが競り勝ってしまうとは。安藤騎手は先週の高松宮記念(ショウナンカンプ)に続く大物喰いで大阪杯3連覇達成。こりゃ参った。 ツルマルボーイは馬群の内を突きかけながら途中で方向転換。手前を左へ変えてから再度の追い出しを図る。「アレで届くンかいな」と思っていたらゴール前できっちりマイソールサウンドを競り落として3着。追い込み馬に乗らせたらやっぱり凄い、武豊。お蔭様でワイド的中。このレースでの「負け」は消えた。 「負け」は消えたがタガノマイバッハ1着で馬単裏抜け。馬単表(4→8)が10.6倍、馬単裏(8→4)が24.4倍。馬複が8.2倍。これなら馬複勝負でも大して変わらなかった。むしろ馬複を本線にして馬単裏を抑えに回したほうが効率が良かったとさえ思う。勝ち負けがハッキリしている(正確には過去に2着が1回ある)という理由だけで馬券構築が出来ていなかった。前売りオッズが手に入る時期に入っただけに、今後は個人的な課題として「馬単裏を交えた馬券構築」に取り組んでいきたい。その前に予想構築が当たることが先決だが…。 |