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第51回日経賞(GII) 2003年3月29日(Sat) 中山芝2,500M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | 7 | 8 | イングランディーレ | 牡4 | 56.0kg | 小林淳一 | 2.31.3 | − | 516kg(0) | 5 | |
2 | ▲ | 4 | 4 | バランスオブゲーム | 牡4 | 57.0kg | 木幡初広 | 2.31.5 | 1 1/2 | 476kg(-2) | 1 |
3 | 7 | 7 | ハッピールック | 牡5 | 57.0kg | 横山典弘 | 2.32.1 | 3 1/2 | 500kg(-2) | 4 | |
4 | 8 | 10 | ファイトコマンダー | 牡7 | 57.0kg | 小野次郎 | 2.32.4 | 2 | 468kg(+4) | 6 | |
5 | ◎ | 3 | 3 | マイネルアンブル | 牡4 | 56.0kg | 後藤浩輝 | 2.32.7 | 2 | 442kg(-6) | 3 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 6.9 - 10.7 - 11.3 - 11.8 - 12.3 - 13.3 - 12.4 - 12.1 - 11.8 - 12.5 - 12.0 - 11.8 - 12.4 上がり 4F 48.7 - 3F 36.2 1コーナー 9,6,5(4,8)(2,10)(1,3)-7 2コーナー 6,9-5(4,8)(2,10)1,3-7 3コーナー(2周目) (9,*5)(8,10)(6,4,2,3)1-7 4コーナー(2周目) 8(4,10,3)5(1,2)6,7-9 |
■レース回顧 本命不在の天皇賞戦線に向けてイングランディーレが重賞連覇! |
■レース解説 メジロランバート、マイネルアンブルが出遅れ。シンボリオレゴン、サンヴァレーが押して前へ。少々競り合った後、1周目の4コーナー中間でサンヴァレーが先頭、シンボリオレゴンが2番手で落ち着く。3馬身ほど後方にメジロロンザン、それを見る形で内バランスオブゲーム、外イングランディーレと続く。1コーナーをカーブするあたりでシンボリオレゴンがサンヴァレーを交わして前へ。若干ペースが上がり、3番手以下も離れずについて行く。3コーナー手前でサンヴァレーが再度前に出るが余力は残されていない。これを見て3番手以下が一気に強襲。イングランディーレが楽な手応えで先頭に踊り出るとそのまま直線へ。スパートをかけて後続馬を突き放しにかかる。2番手からはファイトコマンダーとの競り合いを制したバランスオブゲームが差を詰めにかかるが前と脚色は変わらない。そのままの状態でゴール。 ■レース回顧 ハズレ。イングランディーレはフロックじゃなかったのね。お見逸れしました。m(_ _)m 長距離戦では珍しい道中での逃げ馬の競り合い。それを好位で折り合い、3コーナー過ぎからスパートをかけて後続を完封したイングランディーレ。父ホワイトマズル×母父リアルシャダイの血統背景からスタミナは十分で、長距離巧者とみてほぼ間違い無い。「殺馬ペース」の菊花賞に出ていても楽しめたのではないだろうか。この底力の真偽は天皇賞で見てみたい。 バランスオブゲームはGI以外でのオール連対を堅持。GI【0・0・0・4】(0.0%)、GI以外【4・2・0・0】(100.0%)で、GIでも朝日杯フューチュリティSで0秒4差、距離・コースが異なるクラシック3戦も1秒以内負けに収めており、相手なりに走る馬という見解で良さそう。今回は勝負どころの手応えの差でイングランディーレに屈したが、それ以外には完勝。名脇役としての地位を築きそうな馬だ。 軸馬マイネルアンブルはスタートでアオって後ろからの競馬。長丁場なので気にはしなかったが、テンが早かったため好位に取り付けられず終い。3コーナー過ぎから始まった各馬の仕掛けに連動して外からぐんぐんのし上げていったが、これで完全に手応えを失ってしまった。重賞で今までのリズムを狂わされて好走できるはずもない。もう一度出直しか。 |