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第51回阪神大賞典(GII) 2003年3月23日(Sun) 阪神芝3,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 5 | 9 | ダイタクバートラム | 牡5 | 57.0kg | 武豊 | 3.05.9 | − | 506kg(+6) | 1 |
2 | △ | 3 | 4 | コイントス | 牡5 | 57.0kg | 安藤勝己 | 3.06.1 | 1 | 528kg(-4) | 2 |
3 | 3 | 5 | ファストタテヤマ | 牡4 | 57.0kg | 安田康彦 | 3.06.2 | 3/4 | 448kg(-10) | 7 | |
4 | 2 | 3 | ノーリーズン | 牡4 | 58.0kg | 小牧太 | 3.06.6 | 2 1/2 | 476kg(-2) | 3 | |
5 | 6 | 10 | マイネルプレーリー | 牡4 | 56.0kg | 村本善之 | 3.06.6 | ハナ | 490kg(-6) | 8 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.5 - 11.9 - 12.3 - 13.2 - 12.5 - 12.1 - 14.2 - 13.3 - 12.7 - 12.5 - 12.1 - 11.7 - 11.3 - 11.9 上がり 4F 47.0 - 3F 34.9 1コーナー 1-6=3=(2,4)(11,12)-9(10,13)(8,15)7,5-14 2コーナー 1-6=3-2(11,4)12,9(10,13)15(8,7)-5,14 3コーナー(2周目) 1-6,3,2(11,4)(10,9,12,7)15,13(8,5)-14 4コーナー(2周目) (*1,6,3)(2,4)(11,9)(10,12,7)(15,5)(13,14)8 |
■レース回顧 本番に向けた予行演習・ダイタクバートラムが初重賞制覇! |
■レース解説 内からシアトルリーダーが押して先頭へ。ノーリーズン、アグネスフライトも早めの競馬を選択。この3頭が後続を離して1周目スタンド前を通過。コイントスは5番手、ダイタクバートラムはこれより3馬身後方を追走。向こう正面を淡々と通過した後、ヒシミラクル、コイントスが多少仕掛けて前に取り付いていく。これを見て後続馬も進出を開始、俄かにペースアップ。4コーナーで一塊の状態からノーリーズン、コイントスが前に出る。そこへ強引に馬群を割ってダイタクバートラムが追い出しを開始。先に前に出ていたコイントスを外に見ながらダイタクバートラムが加速。そのまま楽な手応えでコイントス以下を完封。 ■レース回顧 馬複的中。しかし3連複にシフトしたためリターン無し。・゚・(ノД`)・゚・ 人気通りの決着とはいえ、重賞未勝利馬同士がワンツーを決めてしまう阪神大賞典。シンボリクリスエスという確固たる存在こそいるにはいるが春の盾には無関心。古馬中長距離路線はかなりお寒い状態に陥っている。どうやら天皇賞春もこのままっぽい。他の有力馬は今回3着で京都大好きファストタテヤマ、ダイヤモンドS勝ちのイングランディーレぐらい。ある意味「史上最高」の天皇賞かもしれない。だからこそ菊花賞馬ヒシミラクルの奮戦を期待したのだがアテが外れた感じ。 ヒシミラクルはスローの流れを見越して自分から動いていったが直線での攻防には手も足も出ず。重賞では菊花賞のような乱ペース、今の中山のような荒れた馬場などの要因で前が止まってくれないと辛い。菊花賞を勝ってしまったばかりに重い斤量を背負わされる「悲劇の馬」かもしれない。叩き良化型なのがせめてもの救いか。 |