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第51回阪神大賞典(GII)
2003年3月23日(Sun) 阪神芝3,000M 4歳以上オープン 別定 (国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 シアトルリーダー 79 切れる脚無い。連続の殿負けも気になる。  
2 2 ミツアキサイレンス 87 連勝で臨んだ昨年と比べて勢い落ちる。  
3 ノーリーズン 96 前走後方から良く追い込む。距離未知数で。  
3 4 コイントス 99 安定感抜群だが詰めの甘さも天下一品。
5 ファストタテヤマ 96 一発屋。純粋な追い比べでは出番無し。  
4 6 アグネスフライト 94 終いの脚は消滅。前走先行しても善戦まで。  
7 ヒシミラクル 96 菊花賞馬。早仕掛けで瞬発力不足をカバー。
5 8 アクティブバイオ 95 万葉Sで上がり最速タイ。長距離適正ある。
9 ダイタクバートラム 93 長距離乗換えで急成長。末脚のキレ抜群。
6 10 マイネルプレーリー 95 先行粘り込みで好結果も直線勝負は厳しい。  
11 エリモシャルマン 86 この面子なら勢い買ってみるのも手だが。  
7 12 チアズブライトリー 93 前走道悪に泣く。良馬場で巻き返し注意。  
13 パラダイスヒルズ 88 3年間連対無し。大敗多く狙い立てられず。  
8 14 トシザブイ 98 同レース4年連続の出場も結果は振るわず。  
15 サンライズジェガー 100 前走が案外。自らが動かなければ苦しいか。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 長距離路線の主役を賭けた一戦・瞬発力優秀ダイタクバートラム
■予想構築

 シアトルリーダー、ミツアキサイレンスが前に行くが積極的な逃げではない。最初のコーナーまで距離があることからもスタート直後からスロー。コイントス、マイネルプレーリー、エリモシャルマンもこの逃げを刺激することなく追走。向こう正面半ばまで淡々と流れた後、コイントスが仕掛ける辺りからペースアップ。直線での瞬発力勝負が濃厚。

 展開注目馬を先行馬の中でも実績上位のコイントスとすると、これを直前に見る形で追い出せる好位の差し馬ダイタクバートラムが軸。4戦連続上がり最速のキレが生かせる鞍上・相手・展開で重賞実績の無さをカバーしたいところ。

 コイントスは先行して目標を失った(逃げ馬がバテて後退した)後は気を抜き、自らが動く(後続馬を引き付けてから仕掛ける)とゴール前で末を無くす点が不満。ただ長距離で先行できる強みは大きく、総合的に見て連下評価(上手く行っても何かに交わされて2着)が妥当。

 相手筆頭はアクティブバイオ。万葉S(OP・京都芝3,000M、2着)でダイタクバートラムと同じ上がり最速タイ33秒3をマーク。コイントスに対しては直線での追い比べになった日経賞(GII・中山芝2,500M、1着)で先着の実績がある。

 単穴はヒシミラクル。菊花賞(GI・京都芝3,000M、1着)で実際にこの距離を勝っていることに加え、昨秋の野分特別(1000万・阪神芝2,000M、1着)では4ハロン45秒7−3ハロン34秒1といった上がりの競馬も制するなど、早仕掛けでもゴールまで末脚が持続する点を評価しておきたい。

◎ダイタクバートラム
○アクティブバイオ
▲ヒシミラクル
△コイントス


■馬券構築

 本線はダイタクバートラムから馬連で2点。コイントスとの馬連は妙味が無いため、ダイタクバートラム−コイントスのワイド軸で代用する。

[馬連] ダイタクバートラム−アクティブバイオ 30%
[馬連] ダイタクバートラム−ヒシミラクル 30%
[3連複] ダイタクバートラム−コイントス−アクティブバイオ 20%
[3連複] ダイタクバートラム−コイントス−ヒシミラクル 20%


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