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第17回時事通信杯フラワーC(GIII)
2003年3月22日(Sat) 中山芝1,800M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 6 12 マイネヌーヴェル 牝3 54.0kg 横山典弘 1.49.5 482kg(-2) 2
2   4 8 トーセンリリー 牝3 54.0kg 柴田善臣 1.49.7 1 1/4 494kg(+7) 7
3 1 1 セイレーンズソング 牝3 54.0kg 蛯名正義 1.49.7 クビ 454kg(+2) 1
4 7 14 パッションキャリー 牝3 54.0kg 張田京 1.49.7 ハナ 476kg(-4) 5
5   3 6 マコトスズラン 牝3 54.0kg 梶晃啓 1.49.8 1/2 458kg(+4) 4
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.7 - 11.8 - 11.9 - 11.7 - 11.6 - 12.5 - 12.1 - 12.4 - 12.8
上がり 4F 49.8 - 3F 37.3
1コーナー (*3,8)1(4,6,14)10,7,15(2,9,13,16,11)12-5
2コーナー (*3,8)(1,4,6,14)-(7,10)2-15(9,16)13(5,12,11)
3コーナー 8(3,4,14)(1,6)(7,2,10)15(9,16)-13,12-(5,11)
4コーナー 8,14(4,1,6)(2,10)(7,15)(3,9,16)13-(5,12)11

■レース回顧 ゴール間際の大逆転劇・大外強襲マイネヌーヴェル!
■レース解説

 外枠3頭が少々アオりながらのスタート。内からシルクカンパーナが先頭を窺うもトーセンリリーも押して前につける。セイレーンズソングも早めの競馬を選択。1コーナーで多少ゴチャつくなど前は固まり気味。向こう正面半ばでトーセンリリーがハナに出てリードを広げていく。これに合わせてパッションキャリー、レマーズガールあたりも進出を開始。3〜4コーナーで各馬が密集。直線でトーセンリリーが一気に突き放しにかかる。パッションキャリー、セイレーンズソングが懸命に詰めるも差はなかなか縮まらない。このままトーセンリリーの逃げ切りかと思われた次の瞬間、外から物凄い勢いでマイネヌーヴェルが強襲。


■レース回顧

 ハズレ。マイネヌーヴェルが画面の外から一気の差し切り。(゜д゜)ポカーン

 前がバテたところを一気に貫く。昨年のラジオたんぱ賞・カッツミーを思い出した。見栄えの良い勝ち方とは思うが、ミドルペースでも上がりの時計が掛かる今の中山ならではの勝ち方という見方も出来るだけに次に繋がるかはちょっと疑問。また道中じっくり溜めて長く良い脚を使うタイプだけにマイル戦の桜花賞は不向きか。でも良い意味で期待を裏切ってくれる馬かもしれないので引き続き注意しておきたい。

 セイレーンズソングは両脚がちょこんと前に出るようなスタートから強めに押して前々での競馬を選択。道中は折り合っていたが、4コーナーで多少仕掛けていた分ラストの伸びは平凡だった。前半そこそこ速く、後半が掛かる流れで詰められなかったところを見る限りでは、同じくこの流れの経験が無かったマイネヌーヴェルとはキャリアの差が出た感じ。

 軸馬レマーズガールは4コーナーを回ったところで既に一杯。どうやら後続からのプレッシャーに耐え切れなかった模様。内から必死に仕掛けるも伸びるはずは無く、物凄い勢いで上がってくるマイネヌーヴェルとは対照的にみるみる失速。うわーん。


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