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第17回夕刊フジ賞クリスタルC(GIII)
2003年3月16日(Sun) 中山芝1,200M 3歳オープン 別定 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   4 7 ワンダフルデイズ 牡3 57.0kg 武豊 1.08.2 490kg(0) 1
2   7 14 ギャラントアロー 牡3 56.0kg 江田照男 1.08.3 3/4 490kg(+4) 13
3   6 11 タイキジリオン 牡3 56.0kg 四位洋文 1.08.3 アタマ 476kg(-14) 8
4   2 3 ニシノシタン 牡3 56.0kg 吉田豊 1.08.5 1 506kg(-4) 5
5 1 1 トーセンオリオン 牡3 57.0kg 二本柳壮 1.08.5 クビ 462kg(0) 2
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 11.9 - 10.3 - 11.0 - 11.5 - 11.5 - 12.0
上がり 4F 46.0 - 3F 35.0
3コーナー 14,8(1,11)12(4,5)(2,6,15)(10,13,16)3,7-9
4コーナー 14(8,11)(1,5,12)15(4,13)(6,10,7)(2,16)3,9

■レース回顧 自らの誕生日を重賞勝ちで締める・まさにワンダフルデイズ!
■レース解説

 各馬一線のスタートからギャラントアローがじわじわと先頭に立つ。シベリアンホーク、トーセンオリオン、タイキジリオンが直後をマーク。やや縦長になりつつも3コーナーカーブを迎えて後続馬が一気に追い上げてくる。内ラチ一杯を馬なりで回ったギャラントアローが単独先頭で直線へ。シベリアンホーク、シベリアンホークが追随するも差は縮まらない。そこへ外から一歩一歩確実に追い上げたワンダフルデイズが粘るギャラントアローを交わしてゴール。


■レース回顧

 大ハズレ。見限った途端に来やがった。…どうやら私が厄病神だったようで。A(^-^;)アセアセ

 マイル2戦で善戦止まりだったワンダフルデイズ。以前も少し触れたが、Boston Harbor産駒2世代13頭の戦歴(該当期間:01/08/04〜03/03/15)は平均連対距離は1,271M、1,400M以下【17・13・6・37】(41.1%)、1,600M以上【0・1・2・27】(3.3%)。距離短縮は絶対に向くはずで、今までずっと軸にしてきた馬だけにココは「買い」の一手だったが。レースも後方から上がり最速33秒8で差し切る強い内容。参った。

 逃げたギャラントアロー、それを追いかけた内の一頭タイキジリオンがそのまま残って2着と3着。勝ったワンダフルデイズを合わせた3頭に何か関連はあるのかと探ってみたところ、これらの馬には「過去に3馬身以上の着差をつけて勝ったことがある」という共通点を見出すことが出来た。テン3ハロン33秒台前半の攻防にはハイペース経験ではなくて「過去の着差経歴」がモノを言うらしい。事実、過去10年の連対馬20頭中16頭がこれに該当している。

 今回の「重賞展望」では過去のハイペース経験とその実績から狙い馬をチョイスしたが、結果は軸馬トーセンオリオン5着をはじめ、紐馬も9着、11着、13着と散々。アーリントンC経由馬を軒並み軽視することから始めた今回の予想は完全に的外れだった。特にニシノシタンが後方から追い上げてトーセンオリオンを交わしたのを見て愕然。トーセンオリオンにも前述の「3馬身以上快勝歴」があったというのに。


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