HOME > 重賞回顧 > 第21回ローレル競馬場賞中山牝馬S

第21回ローレル競馬場賞中山牝馬S(GIII)
2003年3月15日(Sat) 中山芝1,800M 4歳以上オープン ハンデ (牝)(混)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 2 3 レディパステル 牝5 56.0kg 蛯名正義 1.46.7 458kg(0) 3
2   3 5 テンエイウイング 牝4 50.0kg 大庭和弥 1.46.8 1/2 468kg(-4) 14
3 1 2 ショコット 牝6 52.0kg 江田照男 1.47.1 2 454kg(+6) 4
4   3 6 オースミコスモ 牝4 55.5kg 武豊 1.47.3 1 1/4 418kg(-4) 1
5   6 12 カネトシディザイア 牝4 52.0kg 吉田豊 1.47.3 ハナ 446kg(-6) 6
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.4 - 11.3 - 11.7 - 11.7 - 11.5 - 11.9 - 11.9 - 12.2 - 12.1
上がり 4F 48.1 - 3F 36.2
1コーナー 1,10-7,4,15(2,6,16)(3,9,12)(5,14)11,13,8
2コーナー 1,10-(7,4)-15(2,6)16,9(3,12,14)5(11,13)-8
3コーナー 1,10-(7,4)-(2,6,15)(3,9,16)(5,14)12(11,13)-8
4コーナー 1,10(7,4,6)15(2,3,9)(5,16)12(11,13,14)-8

■レース回顧 オークス馬レディパステルが3番人気の低評価に発奮!
■レース解説

 内からダブルネームが好スタート。ビーポジティブ、マルターズスパーブも前につけて1コーナーをカーブ。逃げるダブルネームにマルターズスパーブが半馬身差で追随。そこから3馬身離れてビーポジティブ、ニシノプロミネンスと追走。ハッピーパスとレディパステルは5〜6番手につけたオースミコスモを見る形で中団内を追走。3〜4コーナー付近で逃げる2頭を巡って後続馬が詰め寄り、各馬ほぼ一団で直線を迎える。前でレースを進めたオースミコスモがダブルネームを捕らえあぐねているすぐ外からレディパステルが力強く抜け出し、そのまま先頭へ。大混戦の2番手集団からは伏兵テンエイウイングが追い上げたが半馬身及ばず。


■レース回顧

 大ハズレ。やはりこの相手では相手が違ったか、レディパステル。(-_-)

 紫苑S勝ちから1年半も勝ち星から遠ざかっていたレディパステルが混戦から楽々抜け出す。この馬を良く知る蛯名騎手は4コーナーで早めに馬群を割って進出を促すことで末の甘さをカバー。ゴール前で急追してきたテンエイウイングにも余裕を持って対処できていた。

 テンエイウイングはオースミコスモを馬なりで捕らえたところでGOサイン。直線での叩き合いには参加せず、じっくり脚を溜めたのが功を奏した。軽ハンデ50kgが効いたか。鞍上の大庭騎手はオープンクラスでの実績が皆無にしてはかなりの好騎乗だったように思える。

 オースミコスモは全成績【4・2・1・6】(46.2%)に対し、負担斤量54kg以下【4・2・1・1】(75.0%)、同55kg以上【0・0・0・5】(0.0%)。今回は一団の最前線につけていながら全く伸びず終い。小柄な馬だけに負担斤量には敏感のようだ。ハッピーパスは大外を回るロスに加えて道中の手応えもイマイチ。後ろから行って案外伸びなかった。前走より上がりがかかる荒れた馬場というのも影響したか。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.