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第40回報知杯弥生賞(GII) 2003年3月9日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (混)(指定) |
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着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 6 | 6 | エイシンチャンプ | 牡3 | 56.0kg | 福永祐一 | 2.02.3 | − | 486kg(+2) | 2 |
2 | △ | 4 | 4 | スズノマーチ | 牡3 | 56.0kg | 横山典弘 | 2.02.3 | ハナ | 482kg(-4) | 4 |
3 | 7 | 9 | コスモインペリアル | 牡3 | 56.0kg | 柴田善臣 | 2.02.3 | ハナ | 484kg(-4) | 7 | |
4 | ▲ | 7 | 8 | テイエムリキサン | 牡3 | 56.0kg | 池添謙一 | 2.02.3 | アタマ | 474kg(+6) | 3 |
5 | 8 | 11 | マイネルモルゲン | 牡3 | 56.0kg | 後藤浩輝 | 2.02.4 | クビ | 450kg(-6) | 6 |
■各種レース指標 (天候:晴、馬場:良) |
ハロンタイム 12.6 - 11.0 - 11.8 - 12.3 - 12.0 - 12.0 - 12.7 - 12.7 - 12.5 - 12.7 上がり 4F 50.6 - 3F 37.9 1コーナー 10-5=(4,8)6,11,1(3,9)(2,7) 2コーナー 10-5=8-(4,6)11,1(3,9)2,7 3コーナー 10-5=8,6(4,11)(1,3,9)(2,7) 4コーナー 10,5-(8,6)11(4,9)2(1,3,7) |
■レース回顧 皐月奪取へ抜かりなし・2歳王者の貫禄エイシンチャンプ! |
■レース解説 ほぼ一線のスタートもザッツザプレンティは若干出負け。そのまま内に押し込められて後方待機。内からリーディングエッジがじわじわと進出したところに外からタイガーモーションが仕掛けてハナへ。前2頭から5〜6馬身程切れてテイエムリキサン、そこから3馬身開いてスズノマーチ、エイシンチャンプと続く。ザッツザプレンティは縦長の展開で最後方待機。前は飛ばし気味に逃げるも4コーナーの標識あたりで後続馬の射程圏内に入る。内からテイエムリキサンが抜け出て先頭、そこへ外からエイシンチャンプが急追、後方内からスズノマーチ、大外からコスモインペリアルが一気に襲い掛かったところがゴール。 ■レース回顧 ハズレ。スタートしてから5秒でハズレを確信。(σ゚∀゚)σザッツ! 馬券構築のところで書いた「弥生賞は過去10年に限れば馬連で上位4人気のボックスを買えば必中」という意味がレースが終わってから身に沁みて分かった。2番人気→4番人気で59.1倍。エイシンチャンプからの馬単、滅茶苦茶ついていたなぁ。断然人気のいるレースでのタテ目馬単。回収率向上のために馬券構築に組み入れる必要がありそうだ。 ザッツザプレンティはスタート直後に落鉄し、武豊騎手は已む無く後方待機策を取った。しかし前が快調に飛ばす中、この後方待機策は余りにも無謀。結局前に届く事は無く、ラストは手綱を緩めてフィニッシュ。レース後に武豊騎手もコメントしているが、力を出し切れず終わっただけにこの結果は度外視可だろう。しかし本番は違う馬に乗る(現時点ではサイレントディールが有力)というから困った。本番での扱いは相当難しそうだ。 エイシンチャンプはキレ味こそないが追ってバテないのが最大のセールスポイント。接戦に持ち込めば負けることはまず無い。勝ち方が地味なのでついつい評価を落としがちになるが、本来強い馬というのはこういう馬のことを指すのかもしれない。テイエムリキサンは先頭に立つまでいい感じだったが、先頭に立った途端に脚色が鈍った。控えると朝日杯、京成杯のように届かない。そこそこ強いとは思うが乗り方にかなりの工夫がいる馬。スズノマーチは未知の魅力に応える好走。ラストの伸びはこの馬が一番良かった。 |