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第10回チューリップ賞(GIII)
2003年3月8日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 馬齢 (牝)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 5 10 オースミハルカ 牝3 54.0kg 安藤勝己 1.35.9 440kg(-8) 4
2 3 6 スティルインラブ 牝3 54.0kg 幸英明 1.36.0 クビ 444kg(-2) 1
3 1 1 チアズメッセージ 牝3 54.0kg 武豊 1.36.0 ハナ 486kg(0) 2
4 5 9 シーイズトウショウ 牝3 54.0kg 池添謙一 1.36.2 1 1/2 446kg(0) 5
5   4 8 スターリーヘヴン 牝3 54.0kg 渡辺薫彦 1.36.4 1 1/2 446kg(+2) 10
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:晴、馬場:稍重)
ハロンタイム 12.4 - 11.3 - 11.7 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 12.0 - 12.5
上がり 4F 48.4 - 3F 36.4
2コーナー 5,2(1,9,12)(6,10)(8,13)(3,11)(7,14)(4,15)16
3コーナー 5,2(1,9)12(6,10)(8,11)(3,14)(7,13,4)(16,15)
4コーナー 5(2,9)(1,10)(6,14)(8,12)(3,11)(4,15)16(7,13)

■レース回顧 桜に近づく強気の騎乗・オースミハルカが好位押し切りV!
■レース解説

 ナムラキャサリンが楽な手応えでハナに立つ。ウインドヴェイン、シーイズトウショウ、チアズメッセージといった辺りが直後を形成。それを見る形でスティルインラブ、すぐ外にオースミハルカが追走。各馬それほど離れず淡々と流れる。3〜4コーナーで中団のオースミハルカ、後続のアドマイヤテレサ、シェリールが仕掛けて直線に向く。先頭に立ったシーイズトウショウを巡って内からチアズメッセージ、外からオースミハルカが追随。シーイズトウショウを交わした辺りでオースミハルカが優勢になり、鋭く追い込んできたスティルインラブを凌いでゴール。


■レース回顧

 タテ目ハズレ。軸馬3着。3連複なら本線的中でも馬連ではリターン無し。・゚・(ノД`)・゚・

 先に抜け出たオースミハルカに対しチアズメッセージが内から差し返しにかかる。しかし詰める脚が無いので前に行けない。これでボーナスの意味で抑えた馬単1→10の目は消えた。仕方無い、馬複1−10で我慢するかぁと思った矢先、外からスティルインラブ。そりゃもう綺麗に交わされました。

 スティルインラブは直線に向いた際に内へ押し込まれたのが堪えた。鞭を入れてトップスピードに乗りかけたところで前が捌けず、やむなく外へ軌道修正。その上で追い込んできた。初めから外に振って追い込んでいたら楽勝だったかも。幸騎手がその辺りを認識していれば桜花賞は楽しみ。

 オースミハルカは3〜4コーナーでやや強めに仕掛けて進出、外目から前を追ってグイグイ伸びてきた。確固たる逃げ馬不在で流れが落ち着いた分、積極的に仕掛けた安藤騎手の判断は正解だった。ただ、桜花賞は今回よりはペースが上がるはずなので今回と同じ乗り方ではちょっと辛いかも。チアズメッセージは上がりの脚が無いことを承知の上で軸に推したが、やはりそこが前面に出てしまった。ほぼ横並びの状態からの追い出しではキツい。


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