HOME > 重賞回顧 > 第12回アーリントンC
第12回アーリントンC(GIII) 2003年3月1日(Sat) 阪神芝1,600M 3歳オープン 別定 (混)(特指) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ○ | 2 | 4 | ウインクリューガー | 牡3 | 56.0kg | 武幸四郎 | 1.36.8 | − | 472kg(-2) | 7 |
2 | 1 | 2 | エコルプレイス | 牡3 | 57.0kg | M.デムーロ | 1.36.9 | 1/2 | 530kg(+4) | 4 | |
3 | 6 | 11 | ニシノシタン | 牡3 | 56.0kg | 吉田豊 | 1.37.2 | 1 3/4 | 510kg(+4) | 5 | |
4 | 5 | 9 | ワールドセイハ | 牡3 | 56.0kg | C.ルメール | 1.37.4 | 1 1/4 | 436kg(+2) | 10 | |
5 | ◎ | 7 | 14 | ワンダフルデイズ | 牡3 | 57.0kg | 幸英明 | 1.37.5 | 3/4 | 490kg(+8) | 2 |
■各種レース指標 (天候:雨、馬場:重) |
ハロンタイム 12.7 - 11.3 - 11.8 - 12.4 - 12.3 - 12.0 - 11.6 - 12.7 上がり 4F 48.6 - 3F 36.3 2コーナー 2(4,11)9(1,3,7,14,15)(5,16)(8,12)(6,13)10 3コーナー 2,11(4,15)9(1,3,14)(5,7)(8,16)(6,13)(10,12) 4コーナー (*2,11)(4,15)(9,14)(1,3,7)5(8,16)(6,13)(10,12) |
■レース回顧 強敵に揉まれた経験生きた・ウインクリューガー実力誇示! |
■レース解説 ワールドセイハが好スタートも内からエコルプレイス、ウインクリューガーが進出して先頭へ。外からニシノシタンが前を窺う。ワンダフルデイズも中団より前でレースを進める。ドローアウターは抑えて中団待機。ゴールデンキャストは後方3番手を追走。各馬それほど離れず3〜4コーナーのカーブを迎える。ワンダフルデイス、ドローアウターが前に接近、エコルプレイスに外からニシノシタンがマークする形で直線へ。エコルプレイスが素早く追い出しにかかり粘り込み体勢に入る。ニシノシタンもこれを追いかける。後方各馬は後方で燻ったまま。道中3番手追走のウインクリューガーが前の2頭を次々交わしてゴール。 ■レース回顧 ハズレ。57kgは57kgでもエコルプレイスですか。ウインクリューガー来たのになぁ。(´・ω・`)ショボーン レースは完全な行った行った。スタートからゴールまで前3頭は一緒。前と後ろで脚色が同じなら当然前につけた馬が有利なわけで。2着に粘ったエコルプレイスはニシノシタンが直後、ドローアウターが中団に控えてくれたおかげで実質単騎逃げに持ち込めたのが良かった。芝もこなせるというよりは展開面での恩恵が大きい。ドローアウターは厩舎サイドからの指示があったとはいえ、強引に押さえ込むシーンが目に付いた。結果論から言えば完全な裏目。 ウインクリューガーは今まで戦ってきた相手との着差を推し量ればここは確勝級。重馬場かつ前残りのレースだったとはいえ普通に評価して良さそう。今年の牡馬クラシック戦線は今のところ「コレ!」と言える馬が見当たらないので、「物差し」を見出して狙いを定めていきたい。同じタイキシャトル産駒ゴールデンキャストは展開が向かず7着。休み明けを叩いた次走以降に再度期待を寄せたい。 ワンダフルデイズは良い感じで伸びてきているなぁと思った矢先、坂に差し掛かったところで脚色パッタリ。明らかに直線平坦コース向き。距離も1,200Mがベスト、1,400Mまでが限界っぽい。それも事実、Boston Harbor産駒2世代13頭の戦歴(該当期間:01/08/04〜03/02/09)をみると、平均連対距離は1,271Mで、1,400Mまでで【17・13・5・28】(47.6%)なのに対し、1,600M以上では【0・1・2・26】(3.4%)。唯一の連対も牝馬限定の新馬戦(東京ダート1,600M)。ダメだこりゃ。 |