HOME > 重賞回顧 > 第20回フェブラリーS

第20回フェブラリーS(GI)
2003年2月23日(Sun) 中山ダート1,800M 4歳以上オープン 定量 (混)(指定)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 3 5 ゴールドアリュール 牡4 56.0kg 武豊 1.50.9 512kg(+6) 1
2 4 8 ビワシンセイキ 牡5 57.0kg 横山典弘 1.51.0 クビ 498kg(-4) 3
3   4 7 イーグルカフェ 牡6 57.0kg M.デムーロ 1.51.5 3 484kg(-2) 4
4   1 2 カネツフルーヴ 牡6 57.0kg 中舘英二 1.51.8 2 550kg(+5) 14
5 6 12 ハギノハイグレイド 牡7 57.0kg 池添謙一 1.52.3 3 520kg(-4) 12
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:稍重)
ハロンタイム 12.3 - 11.4 - 12.3 - 12.3 - 11.9 - 12.3 - 12.4 - 12.6 - 13.4
上がり 4F 50.7 - 3F 38.4
1コーナー 2-9(5,8)(3,6,10)(7,11)(4,14)(1,12,16)(13,15)
2コーナー 2-9(5,8)6(3,10)7-11,4(12,16)(1,14)13,15
3コーナー 2(5,9,8)(7,6)3,10-4,11,12,16(1,15,13)-14
4コーナー 2,5,8(7,6)-(3,10)(9,4)12,13,15,16,11-1-14

■レース回顧 最優秀ダート馬の貫禄・ゴールドアリュールが好位押し切りV!
■レース解説

 アドマイヤドンがスタートで躓いて後方からの競馬に。好ダッシュを決めたカネツフルーヴにスマートボーイが出鞭連発で喰らいついていったが、カネツフルーヴが単独先頭で向こう正面へ。2〜3馬身開いてスマートボーイ、直後に内ゴールドアリュール、外ビワシンセイキがつける。以下マイネルブライアン、プリエミネンス、イーグルカフェ、ノボトゥルーが好位を形成。アドマイヤドンは後方から4〜5頭目という厳しい位置取りに置かれる。3コーナー手前で2番手追走のスマートボーイが失速。直後に控えていたゴールドアリュールが前のカネツフルーヴを捉えにかかって直線へ。ゴールドアリュールが馬なりでカネツフルーヴを捉え、鞭を使って後続を突き放しにかかる。ビワシンセイキもこれに続いてゴールドアリュールを追いかけたがクビ差及ばず。


■レース回顧

 馬複◎−△(20%)的中。久々の的中がGIというのはまた格別ですな。(*^o^*)

 結局は東京大賞典のワンツーフィニッシュ。ビワシンセイキは多少掛かり気味ながらもゴールドアリュールを徹底的にマークしたが、4コーナーから直線に向くところで置かれてしまった。直線での手応えもゴールドアリュールのほうが良かった。それでも一旦離された差をゴール前で詰め寄っている点は評価しておきたい。

 ジャパンCダートで「デットーリマジック」が炸裂したイーグルカフェはデムーロ騎手とのコンビでも3着。ただ今回は直線でビワシンセイキに競り負けており、満足の行く結果ではなかったように思う。昨年勝利した七夕賞とジャパンCダートのレース振りからも、自分から動かないと勝ち切れないようだ。

 スマートボーイはスタートダッシュが今一つだった上、カネツフルーヴに付いて行かされる格好になった時点で終了。人気薄でもGIでは狙えない。逃げたカネツフルーヴは手応え十分で良い感じだったが案の定上がりがかかって後退。高速決着に泣いた1頭。

 アドマイヤドンは元々休み明けは走らない傾向にあったのでスッパリ消したが、今回は私のようなド素人でもパドックでの覇気の無さが感じられた。また体重が逓減しつつあるのでまずは体を戻すことが急務。スタート直後に躓いて後方からの競馬を余儀なくされたのには酌量の余地がある。

 後方勢ではハギノハイグレイドがゴールドアリュールに1秒4差の5着に入るのが精一杯。高速馬場で前が止まらないとなると後ろから行く馬は厳しい。今回も力負けではないだけに、マーチSかアンタレスS辺りで穴を開けそうな気がする。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.