HOME > 重賞回顧 > 第38回デイリー杯クイーンC
第38回デイリー杯クイーンC(GIII) 2003年2月22日(Sat) 中山芝1,600M 3歳オープン 別定 (牝)(混)(特指) |
|||||||||||
着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
1 | ◎ | 1 | 1 | チューニー | 牝3 | 54.0kg | 後藤浩輝 | 1.35.6 | − | 456kg(+8) | 1 |
2 | 2 | 4 | ヘイセイピカイチ | 牝3 | 54.0kg | 加藤和宏 | 1.35.6 | クビ | 420kg(-4) | 13 | |
3 | ○ | 7 | 13 | ホワイトカーニバル | 牝3 | 55.0kg | 小野次郎 | 1.35.7 | 3/4 | 462kg(0) | 2 |
4 | 2 | 3 | パッションキャリー | 牝3 | 54.0kg | 張田京 | 1.35.9 | 1 | 480kg(+4) | 15 | |
5 | 6 | 11 | トーセンサニー | 牝3 | 54.0kg | 柴田善臣 | 1.36.0 | クビ | 432kg(+2) | 3 |
■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良) |
ハロンタイム 12.7 - 11.4 - 11.4 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 11.4 - 12.5 上がり 4F 48.3 - 3F 36.1 2コーナー (3,*11,16)(4,5,7,13)8,6(1,12,14)9(2,10,15) 3コーナー 11(3,13,16)8(4,5)(1,7,6)2,14(12,9)-10,15 4コーナー (*11,16)(3,13,8)(4,5)(1,6)7(12,2)(9,14)(15,10) |
■レース回顧 桜に向けて好発進・坂下から一気に伸びたチューニー |
■レース解説 メジロヘリテイジが出脚付かず後方から。パッションキャリー、トーセンサニーが先手を窺う。ワンアンドオールも掛かり気味に前へ取り付いていく。ホワイトカーニバルは4・5番手の外、チューニーは中団内でじっくり構える。かなり縦長の展開になりながらも3〜4コーナーにかけて後続馬が詰めにかかる。好位追走のタイキチャペルが単独先頭のトーセンサニーを捉えにかかるところで直線に向く。トーセンサニーが逸早く二の脚を使って直後の馬を引き離したが、坂に差し掛かったところで伸びが衰える。そこへ馬場の内で脚を溜めていたチューニー、外からヘイセイピカイチが襲い掛かってゴール。 ■レース回顧 紐抜けハズレ。サンデーサイレンス産駒はともかく、二桁人気馬も4年連続連対とは…。(^-^;) 出走馬16頭のうち、芝マイルに出走経験があったのはチューニー、ヘイセイピカイチ、ローレルアイ、トーセンサニー、ホワイトカーニバルの5頭。うち4頭が掲示板に挙がった。オープンクラス「好走」馬ばかりに目が行くのは仕方が無いにしても、芝マイル経験を根拠にチューニーを推したからにはこれらの馬を紐に加えるべきだった。う〜む、肝心なところのピントがずれたまんまだなぁ。 チューニーは中団内でじっくり構えすぎていたので少々不安だった。直線でもパッションキャリーとホワイトカーニバルの間を突こうかということころで多少前が壁になっていた。しかし体勢を立て直して再進出してからは持ち味の瞬発力を如何なく発揮、外からやってきたヘイセイピカイチも難なく抑えて勝利。ゴール前ではこの2頭の脚色が抜けていた。ただしラストで他馬の伸びが止まっていたのも事実。ラスト1ハロンで1秒1もラップが落ちているのがそれを物語っている。 オープンクラス好走馬ということで紐に選んだホワイトカーニバル、ナイキフェイバー、サイモンピュアーはそれぞれ3着、8着、14着。3頭いずれも距離延長に不安を抱えていたのがまずかったか。ナイキフェイバー、サイモンピュアーについては比較的ペースが落ち着いたのが誤算だったかも。 少々抑えたリキサンピュアティ、メジロヘリテイジはそれぞれ16着と10着。リキサンピュアティはスタート直後に前が狭まり後退、メジロヘリテイジは出遅れ。両馬共にスタートでキャリアの浅さを露呈してしまった。 |