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| 第37回小倉大賞典(GIII) 2003年2月9日(Sun) 小倉芝1,800M 4歳以上オープン ハンデ |
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| 着 | 印 | 枠 | 馬 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | タイム | 着差 | 体重(増減) | 人気 |
| 1 | 2 | 3 | マイネルブラウ | 牡6 | 54.0kg | 川島信二 | 1.49.1 | − | 470kg(0) | 11 | |
| 2 | 5 | 10 | ユウワンプラテクト | 牡6 | 54.0kg | 武豊 | 1.49.3 | 1 1/4 | 490kg(-6) | 3 | |
| 3 | ○ | 3 | 5 | ゼンノショウグン | 牡6 | 54.0kg | 熊沢重文 | 1.49.3 | クビ | 478kg(+2) | 5 |
| 4 | 8 | 15 | メイショウキオウ | 牡6 | 54.0kg | 飯田祐史 | 1.49.4 | クビ | 508kg(+4) | 16 | |
| 5 | 7 | 14 | チアズシュタルク | 牡4 | 56.0kg | 藤田伸二 | 1.49.5 | 1/2 | 466kg(-8) | 1 | |
| ■各種レース指標 (天候：晴、馬場：稍重) |
| ハロンタイム 12.2 - 11.8 - 12.1 - 12.0 - 11.6 - 11.8 - 12.4 - 12.5 - 12.7 上がり 4F 49.4 - 3F 37.6 1コーナー 8(3,7)(1,2)(5,12)(4,14,15)16,11,13(10,9)-6 2コーナー 8-(3,7)(2,5,12)1,14(4,15)(11,16)(13,9)10,6 3コーナー 8,3,7(5,12)1(2,14)(11,13,4,15)(10,16,9)6 4コーナー 3(8,5,7)(1,2,12,14)(10,4,15)(11,13)16(9,6) |
| ■レース回顧 善戦マンに終止符・マイネルブラウが早め先頭で押し切りＶ！ |
| ■レース解説 横一線の先行争いから予想通りアグネスストームが先頭へ。後続との差を1〜2馬身置いて軽快に逃げる。コーナリングで内枠各馬が直後を窺う。マイネルブラウ、ワンモアマイライン、グランドシンザンと続く中、ローズバドも4〜5番手の位置取り。チアズシュタルクは中団外、イエローボイスとユウワンプラテクトは後方待機。向こう正面後半から流れがにわかに忙しくなり、4コーナー出口付近で各馬がごった返す。マイネルブラウがややおっつけながらも先頭で直線に向き、そのまま一歩抜きん出る。直後からゼンノショウグンがやってくるが差は埋まらない。後方待機馬は横一線の状態が続いたままで、マイネルブラウが押し切ってゴール。2着はゴール前でスッと伸びたユウワンプラテクト。 ■レース回顧 大ハズレ。昨年の4着・5着馬をマークしたら一昨年の2着馬がやって来ちゃいました。（；´Д｀） 流れが落ち着いて4コーナーは団子状態。イエローボイスは加速がついた状態で外へ振らざるを得ない状況に追い込まれた結果、直線でバタバタになって終了。惜しくも何とも無い。あ〜あ。内枠各馬の脚色如何に関わらず突き抜けるという外差しの利点ばかりに目が行って、勝負どころで他馬が邪魔になるというリスクを全く考慮していなかった。まあ馬自体は結構な能力を持っていると思うので引き続き見守っていきたいとは思う。 マイネルブラウは早め先頭から楽々押し切り勝ち。「ローカル重賞上位常連の先行馬」「マイル戦経由の穴馬」という二つの買い要素を「若い騎手」「内枠」という懸念要素で相殺して考えていた。今回は休み明けでマイルのニューイヤーSを使って厳しい流れを体得させたのが良い方向に出たような感じ。同じレースを使ったゼンノショウグンも3着ということで、「人気薄マイル経由馬の一発に注意」は今後も小倉大賞典攻略のキーワードになりそう。 チアズシュタルクは古馬になってからの成長が見込めない傾向にある山内厩舎のお馬さんということで意図的に評価を下げた。昨年の同時期に共同通信杯を勝った時には見られた、あのゴール前でグイッと伸びる脚は鳴りを潜めたまま。今後も人気なら要らない。ユウワンプラテクトは馬群中央でじわじわ伸びつつゴール前でワッと襲い掛かって2着。武豊騎手は3年連続で同じような乗り方で惜敗。それでも勝ち負けは微妙でも大負けは無い、したたかな騎乗だったと割り切ることも出来そうだ。 |