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第50回日経新春杯(GII)
2003年1月19日(Sun) 京都芝2,400M 4歳以上オープン ハンデ (混)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1   1 1 バンブーユベントス 牡4 54.0kg 四位洋文 2.25.8 462kg(+6) 4
2   8 13 コイントス 牡5 57.5kg 藤田伸二 2.25.9 1/2 532kg(-6) 1
3   4 4 マイネルプレーリー 牡4 53.0kg 村本善之 2.26.2 2 488kg(-4) 6
4 4 5 アグネスプラネット 牡4 52.0kg 熊沢重文 2.26.4 1 1/2 498kg(0) 5
5   6 8 ビッグゴールド 牡5 57.0kg 福永祐一 2.26.6 1 466kg(-6) 7
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:小雨、馬場:良)
ハロンタイム 12.6 - 11.6 - 11.7 - 13.0 - 12.8 - 12.4 - 12.4 - 12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.0 - 12.2
上がり 4F 47.1 - 3F 35.2
1コーナー 4-9(3,10)(6,11)13(5,8)(7,12)-(2,1)
2コーナー 4-(9,10)(3,11)(6,13)(5,8)12,7(2,1)
3コーナー 4,10(9,11)(6,13)3(5,8,12)(7,1)2
4コーナー 4(10,11)(9,6,13)(3,5,12)(8,7)(2,1)

■レース回顧 バンブーユベントスが内から悠々抜け出し快勝!
■レース解説

 テン争いは起こらず、淡々とした流れの中ユウキャラットが単独先頭へ。1馬身ほど置いてマイソールサウンドとスエヒロコマンダーが続き、その後もほぼ一塊の状態。エアエミネムは中団外、ファストタテヤマは後方寄り。最後方にバンブーユベントス。3コーナー頂上の下りからユウキャラットの逃げをスエヒロコマンダー、コイントス、エアエミネムが捉えにかかり、ペースが一気に上がる。ファストタテヤマも早め仕掛けでこれに対応。バンブーユベントスは4コーナーで他馬が外へと膨れる中、内ラチ一杯のところを単独で通過。直線に向き、モタついているエアエミネムらを尻目にコイントスが抜け出たところで最内からバンブーユベントスが鋭伸。バンブーユベントスが迫るコイントスを何とか凌ぎ切ってゴール。


■レース回顧

 大ハズレ。エアエミネムに対する成長放牧は「今のところ」効果なし。そう、今のところは。(^-^;)

 エアエミネムはスタートからフラフラしていた。直線も鞭を入れてから置かれる始末。勝ち馬バンブーユベントスから離されること1秒0の6着ではちょっとアテが外れたといった感じ。これから暖かくなって絞りをかけてくればまだ期待が持てるかもしれないが、人気に見合うほどの信頼性は無くなっている。

 バンブーユベントスは最後方待機策ズバリ。長く良い脚を使うことにかけては一定以上の評価が下せる。今後は別定戦で他馬と似たような斤量を背負ってどこまでやれるかが課題。コイントスは先に抜け出るとゴール前で止まり、今回のように後ろから詰めにかかるとギリギリ届かない。これからも暫くはこんな感じで、「そして誰もいなくなった」宝塚記念を制しそうな予感。スエヒロコマンダーは4コーナー手前で激しく手綱が動いていた。引退を表明していることからもここが潮時か。エイシンスペンサーは何故か中団後方につけていた。初距離ということで慎重にならざるを得なかったということか。


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