HOME > 重賞回顧 > 第43回京成杯

第43回京成杯(GIII)
2003年1月19日(Sun) 中山芝2,000M 3歳オープン 別定 (混)(特指)
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 1 1 スズカドリーム 牡3 56.0kg 蛯名正義 2.01.7 484kg(-6) 4
2 8 13 テイエムリキサン 牡3 57.0kg 池添謙一 2.01.9 1 468kg(+2) 2
3   4 4 コスモインペリアル 牡3 57.0kg 北村宏司 2.02.1 1 1/4 488kg(-6) 8
4   4 5 イルデパン 牡3 56.0kg 後藤浩輝 2.02.3 1 1/2 510kg(-2) 10
5 6 8 ブラックカフェ 牡3 56.0kg 田中勝春 2.02.6 2 484kg(-4) 3
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.4 - 11.9 - 13.2 - 11.0 - 10.9 - 11.3 - 12.3 - 12.8 - 13.4 - 12.5
上がり 4F 51.0 - 3F 38.7
1コーナー 2,7(6,10)(1,8,9,12)(4,13)3(11,5)
2コーナー 12-2-(7,10)(6,8)9,1(4,13)(3,5)11
3コーナー 12=2(7,10)(6,8,9)(1,13)(3,4,5)-11
4コーナー 12=(2,7)(9,1)(6,8,13)(3,4,5)10,11

■レース回顧 ブルーイレヴン大暴走・抜け出す競馬でスズカドリームがV!
■レース解説

 内からサクラスターダムがハナを奪い、ビービーヘブンと好スタートを決めたレディロワイヤルがこれに続く。ところが1コーナーの上りでペースが落ちたところで後方待機策のブルーイレヴンがかかってしまい、一気に先頭に躍り出てそのままガンガン飛ばしてリードを広げていく。ブルーイレヴンは3コーナー過ぎにおいても依然として10馬身以上の差を保っていたが脚色は確実に鈍っている。2番手集団の中からはシアトルユーやスズカドリームといった辺りが徐々に進出。テイエムリキサンも大外を捲り気味に上がってくる。直線では仕掛けに逸早く反応したスズカドリームが完全にバテたブルーイレヴンをあっさり交わし先頭へ。外から急追してきたテイエムリキサンを凌いでゴール。


■レース回顧

 ハズレ。いやぁ、派手にやらかしてくださいました。( ゚∀゚)アヒャヒャ

 ブルーイレヴンはモノがあるのにそれを生かしきれないクセ馬だということ、そしてそのような馬を軸にしてはいけないことがよく分かった。ちなみに私は世紀の大出遅れをかました共同通信杯、ゲートでふんぞり返った皐月賞でお馴染みのラガーレグルスを追いかけて大損こいたクチ。さすがにブルーイレヴンを追いかけるのは止めときます。それにしても勿体無いよね、こういうの。「あの脚を終いで使えればGI とれますね。」という武豊騎手のコメントが妙に切ない。

 ブルーイレヴンの大暴走でレースラップが笑えることになっているが、後続の1,000M通過ラップは61〜2秒辺りと推定され実質はスロー。スズカドリームはデビュー戦で逃げてザッツザプレンティに差されて0秒6差の2着だったが、今回の勝利で好位抜け出しも出来ることを確認。テイエムリキサンは詰めが甘いというよりは先行馬に強いのがいると交わせないタイプ。ただ展開不問なので連軸には向いている。ブラックカフェは前にいたスズカドリームに突き放されるようではどうしようもない。3〜4コーナーで動いたか否かが明暗を分けたような気がする。


■このレースの展望へ ■ホームに戻る
Copyright (C) 2000-2010 競馬万事塞翁が馬 All Rights Reserved.