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第52回日刊スポーツ賞中山金杯(GIII)
2003年1月5日(Sun) 中山芝2,000M 4歳以上オープン ハンデ (混)[指定]
馬名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 体重(増減) 人気
1 2 4 トーホウシデン 牡6 57.0kg 田中勝春 2.00.0 432kg(0) 1
2   6 12 トーアメイウン 牡4 50.0kg 土谷智紀 2.00.1 3/4 480kg(+2) 10
3   2 3 カンファーベスト 牡4 52.0kg 木幡初広 2.00.3 1 1/4 472kg(+12) 12
4   4 7 イブキガバメント 牡7 58.5kg 河内洋 2.00.4 1/2 498kg(0) 2
5   8 15 グラスエイコウオー 牡5 56.0kg 吉田豊 2.00.4 クビ 482kg(+12) 9
※ レース結果は必ず主催者発表のものでご確認ください。

■各種レース指標 (天候:曇、馬場:良)
ハロンタイム 12.7 - 11.9 - 12.1 - 12.0 - 11.9 - 11.9 - 11.8 - 11.8 - 11.8 - 12.1
上がり 4F 47.5 - 3F 35.7
1コーナー 12-9(1,13)(3,7,11)(4,14)(5,8)(10,16)2,15-6
2コーナー 12-9(1,13)(3,11)7(4,14)(5,8)(10,16)2-15-6
3コーナー 12(9,13)(1,3,11,16)(5,4,7,10)(2,14)8,15,6
4コーナー 12(9,13)(1,3,11)(4,7)(5,2,16,10)(8,14)(6,15)

■レース回顧 菊花賞2着の底力・トーホウシデンが念願の初重賞制覇!
■レース解説

 マルターズスパーブ好発進も外からトーアメイウンがハナを奪う。続いてエイシンスペンサー、マルターズスパーブ。トーアメイウンは後続に2馬身差をつけて快調に逃げる。アグネススペシャルは5〜6番手集団の外、その後ろにイブキガバメント、それを見る形で直後の内にトーホウシデンが追走。やや縦長の隊列で流れは完全にミドルペースに落ち着く。直線に向いて2番手追走のエイシンスペンサーがトーアメイウンを交わしにかかるがなかなか差を詰められない。そこに中団から進出してきたトーホウシデンが一気に加わってこれを突き放しゴール。2着には二の脚が利いたトーアメイウン、3着は内から詰めたカンファーベストが入って紐荒れ決着。


■レース回顧

 紐抜けハズレ。トーアメイウンかぁ。同じ逃げ馬でもマルターズスパーブを買ってたよ。(´д`)

 有馬記念に続いて人気薄の逃げ馬の粘り込み。スローの逃げ馬マルターズスパーブと軽量を貰った格下馬トーアメイウンのどちらが先手を取るかと考えれば、一か八かの逃げを打たなければ意味が無い後者になるよなぁ。う〜む、しくじった。勝ったトーホウシデンは昨秋同じコースで行われた天皇賞秋の最先着(5着)馬。シンボリクリスエスから0秒4差ならここでは力が違った。一方でイブキガバメントはトップハンデに泣いた形。天皇賞秋で先着を許したトーホウシデンの存在も厄介だったに違いない。

 マルターズスパーブは3〜4番手追走を強要され、直線は荒れた内に閉じ込められて15着惨敗。ゴール前は殆ど流していた。クラフトマンシップは3〜4コーナーで悠長に構えすぎていたような気が。結局後ろで燻ったまま13着。アグネススペシャルは直線に入って1頭、また1頭と次々抜かれて11着。道中同じような位置にいたカンファーベストが3着に入ったことを考えるとちょっと負け過ぎ。まあこの馬にしてはいつもより積極的な競馬だったが。ここを叩いた後の変わり身に期待。


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