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第62回鳴尾記念(GIII)
2009年12月5日(Sat) 阪神芝1,800M 3歳以上オープン 別定 (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 マルカシェンク 98 出遅れるのが趣味。今回は後手踏むと厳しい。  
2 2 タガノサイクロン 93 芝では未知とはいえ何しに出てきたのか不明。  
3 3 フィールドベアー 96 前走久々で重馬場。条件的にはマシになるが。  
4 マストビートゥルー 99 前走開幕週で先行して殿負け。相手の問題か。  
4 5 スマートギア 103 前走先に動いて失速。融通利かないのが難点。
6 レッドスパーダ 90 太め残りの前走度外視もここの相手骨っぽく。  
5 7 イコピコ 97 前走は後ろ過ぎ。位置取り改善で即勝ち負け。
8 ダイシンプラン 94 重賞での内容不満。決め手あるだけでは辛い。  
6 9 ライブコンサート 99 GIでもさほど負けていない。1ハロン延長課題。
10 サンライズマックス 102 この距離の重賞2勝。距離短縮の今回好勝負。
7 11 ナムラクレセント 101 前走前詰まりながらも楽勝。自在性あり有力。
12 シェーンヴァルト 91 前走積極策も息切れ。見直したいが相手強い。  
8 13 アクシオン 92 戦ってきた相手悪くないが重賞となると苦しい。  
14 ハイアーゲーム 100 一昨年の勝ち馬。前々走位走れば文句無いが。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 逃げ馬不在で縦長回避・位置取り正して突き抜けるイコピコ
■予想構築

 差し、注し、射し、挿し、指し、刺し…。どいつもこいつも差し馬ばかり。行った行ったの決着になった'06年'07年もこんな感じで後ろから行く馬が揃っていた。しかしちょっと待って欲しい。'06年はマルカシェンクがハナを奪って2着、'07年はハイアーゲームが3番手から抜け出して勝利。本来後ろから行くはずの馬が違う戦法で好走しているのである。逃げ馬が空気の扱いにされている時が怖いのであって、今回のように初めから逃げ馬がいない時は後ろから行く馬から狙っても何ら問題無い。

 菊花賞でイコピコを軸にして泣いたが、これはイコピコの力不足ではなくて単に後ろから行き過ぎただけ。四位を降ろしてルメールを配してきたのは懲罰以外の何者でもない。今回は確かに明確な逃げ馬不在だが、コーナー2つなら縦長になることも無いだろうし、そもそも直線ヨーイドンなら負け様がないだろうというのが本音。

 当面の相手は前走勝負どころで包まれながら力で強引に捻じ伏せたナムラクレセント。策士ヨコテン操る同距離重賞2勝馬サンライズマックス、前走の大敗で却って溜めてナンボというキャラが再確認できたスマートギアが抑え。穴はGIを使って中1週の割に今週の坂路で好時計をマークしてきたライブコンサートか。マイラーズCと米子Sの完敗が気になるものの、阪神芝では【3・2・0・2】と悪くない。

◎イコピコ
○ナムラクレセント
▲サンライズマックス
△スマートギア
☆ライブコンサート


■馬券構築

 イコピコとナムラクレセント2頭軸の3連複流し。

[3連複] イコピコ−ナムラクレセント−サンライズマックス 40%
[3連複] イコピコ−ナムラクレセント−スマートギア 40%
[3連複] イコピコ−ナムラクレセント−ライブコンサート 20%


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