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第47回アルゼンチン共和国杯(GII)
2009年11月8日(Sun) 東京芝2,500M 3歳以上オープン ハンデ (国際)(特指)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ダンスアジョイ 93 末脚は申し分無いが毎回後ろ過ぎるのが問題。  
2 エフティマイア 85 相変わらずジリ。距離変えても誤魔化しは困難。  
2 3 トウカイトリック 92 一昨年2着も昨年9着。能力の減衰は否めない。  
4 ハイアーゲーム 94 前走は決め打ち。今回同様のキレ者多く埋没。  
3 5 モンテクリスエス 96 あらゆる条件好転。前走も悪くなく上積み期待。
6 ミヤビランベリ 96 今回相対的に前が手薄。放置されるなら怖い。  
4 7 トーホウアラン 93 前走時計を詰めて完敗。実績十分だが苦しい。  
8 アーネストリー 92 前につけて楽勝評価。問題は500M延びる距離。  
5 9 スマートギア 97 末脚だけは現役最強級。展開不問で突っ込む。
10 ブレーヴハート 89 前走は前崩れの恩恵あり。正攻法では厳しい。  
6 11 エアジパング 93 昨年同ローテで15着完敗。長い直線は不得手。  
12 トウショウウェイヴ 89 ロングスパート得意。格下でもこのハンデなら。
7 13 ヒカルカザブエ 96 距離は問題無し。休み明けで息持つかどうか。  
14 サンライズマックス 96 前走は後追いに終始。天皇賞春の内容見直し。
15 トーセンキャプテン 94 場合により前に行けるが左回り不振気掛かり。  
8 16 ヴィーヴァヴォドカ 80 単騎確実だがここを逃げ切るのは至難の業。  
17 ジャガーメイル 95 同舞台重賞連続2着。重賞制覇は時間の問題。
18 ハギノジョイフル 91 目黒記念3着以降イマイチ。差し込みでは無理。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 得意舞台で今度こそ決めろ・積年の思いを胸に府中を貫くジャガーメイル
■予想構築

 有力どころが総じて後ろから行く馬ばかり。こういう時はどうするんだっけ?前に行く馬を買え。とはいえヴィーヴァヴォドカは買えんだろ。祖父トウカイテイオーが東京競馬場で展示中でもなぁ。エフティマイアもオークス2着とはいえ牝馬相手。アーネストリーは日経賞で離されたように、ここは距離が長い。ミヤビランベリが吉田豊騎手なら厚く買っただろうが、吉田豊騎手は今回トウショウウェイヴに騎乗。ミヤビランベリの渋太さを知っているだけに放置は有り得ないんじゃないか?

 石橋脩騎手の名誉の為に言っておくと、京都大賞典でのジャガーメイルの騎乗は決して悪くなかった。しかし競馬は結果が全て。今回石橋脩騎手は降ろされてしまった。昨年の京王杯2歳Sでフィフスペトルに騎乗して2着に負けた三浦騎手が朝日杯フューチュリティSでルメール騎手に乗り替わった事例を思い出した。未来のある騎手に託せよ。そもそもここは誰が乗ってもジャガーメイルが勝つ。

 前に行く馬で怖いのはミヤビランベリのみ。前述の通り、この馬の怖さを知っている吉田豊騎手鞍上のトウショウウェイヴはミヤビランベリに届くように乗ってくるはず。新潟大賞典では出遅れてフラつくなど最悪だったが、得意の秋を迎えて充実しつつある。スマートギアは展開や位置取りがどうとかに関係なく、常に上がり3ハロン最速(33秒台)をマークして突っ込んでくるしか能の無い職人。

 サンライズマックスは叩き2戦目に加え、天皇賞春でジャガーメイルに先着となる4着に入ったのを材料に買ってみる。横山典弘騎手騎乗時は2戦2勝でいずれも重賞(エプソムC、小倉大賞典)。穴は2,500M【1・1・1・0】、柴田善臣騎手騎乗時【1・1・1・0】、東京芝【1・1・1・1】、京都大賞典5着経由のモンテクリスエス。良い頃のキレが戻ってくれば好勝負。

◎ジャガーメイル
○トウショウウェイヴ
▲スマートギア
△サンライズマックス
☆モンテクリスエス


■馬券構築

 ジャガーメイル1頭軸の3連複流し。

[3連複] ジャガーメイル−トウショウウェイヴ−スマートギア 30%
[3連複] ジャガーメイル−トウショウウェイヴ−サンライズマックス 20%
[3連複] ジャガーメイル−トウショウウェイヴ−モンテクリスエス 10%
[3連複] ジャガーメイル−スマートギア−サンライズマックス 20%
[3連複] ジャガーメイル−スマートギア−モンテクリスエス 10%
[3連複] ジャガーメイル−サンライズマックス−モンテクリスエス 10%


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