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第14回秋華賞(GI)
2009年10月18日(Sun) 京都芝2,000M 3歳オープン 馬齢 (牝)(国際)(指定)
馬名 脚質 補正 寸評
1 1 ホクトグレイン 77 古馬牡馬に連勝とはいえ内容も時計も冴えない。  
2 パールシャドウ 81 差し切りは評価するもこの中に入ると物足りず。  
2 3 ブエナビスタ 93 同世代相手なら力が違う。外回しても間に合う。
4 ミクロコスモス 87 勝ちに行くと末甘くなる。上手く乗っても入着まで。  
3 5 レッドディザイア 92 高速決着で構えて僅差。今回は万全の仕上げ。
6 ヴィーヴァヴォドカ 75 然したる同型不在とはいえ高速決着では苦しい。  
4 7 ダイアナバローズ 78 前走一団で流れ込んだだけ。今回相手強過ぎ。  
8 ラインドリーム 77 前走狭い所から抜け出して2着。但し時計平凡。  
5 9 イイデエース 84 前走満足に追えないながらも7着。悪くはないが。  
10 クーデグレイス 90 先行して3着も終い脚止まる。距離延長は微妙。  
6 11 ワンカラット 83 前走の流れでも掛かる。力あるが距離合わない。  
12 ブロードストリート 92 レコード決着を悠々突き抜け。中団差しが脅威。
7 13 アイアムカミノマゴ 83 太めを叩いたにせよ更に距離延びるのは辛い。  
14 ジェルミナル 86 二冠連続3着。今回叩き2戦目で2戦2勝の京都。
15 ハシッテホシーノ 78 前走上がりだけの競馬。地力強化とは言い難い。  
8 16 モルガナイト 81 古馬相手に楽々連勝。春からの成長窺えるが。  
17 ワイドサファイア 83 内で詰まった前走度外視可。外枠で見直し必要。
18 デリキットピース 77 春から成長見られず。時計速くなると尚厳しい。  
※ 枠順、出走馬は必ず主催者発表のものでご確認ください。
※ 『補正』=「TARGET frontier」の補正タイムランキング(直近1年の最高値)による評価。

■レース展望 松田博資師16年目の再挑戦・直線距離延び今度は届くブエナビスタ
■予想構築

 核となる馬不在で荒れ放題だった昨年とは違い、今年は桜花賞・オークスと全く同じワンツースリーで決着。二冠馬ブエナビスタは凱旋門賞挑戦のプランを掲げ、札幌記念を足掛かりにロンシャンへ旅立つ予定が2着敗退であっさり撤回。二冠連続2着のレッドディザイアもブエナビスタ不在のローズSで重賞初制覇を目論んだものの、ブロードストリートのレコード駆けの前にまたもや2着。

 松田博資調教師の管理馬で牝馬三冠を狙った馬といえば、今から遡ること16年前のベガが思い起こされる。結果はご存知の通り「ベガはベガでもホクトベガ」。桜花賞とオークスはそれぞれベガの5着と6着。秋を2戦使っての3戦目、最内からスルスルと抜けて差し切った。ベガは馬群に包まれ、直線前が開いてもさほど伸びずに離れた3着。ちなみにベガはトライアルを使わず、オークスから直行だった。ん?そういえば今回もホクトの馬がいるなぁ。ホクトブエナビスタなら買ったんだが(安直過ぎ)。

 ブエナビスタは後ろから行く馬なので枠順は関係無い。京都内回りは直線が短いから届かない?京都より小回りの札幌で大外を回しても届きかけたのですが。直線距離は札幌(Cコース)が269M、京都内回り(Aコース)は328M。例年3コーナー過ぎから仕掛けが始まる消耗戦になりやすいだけに、強い差し馬であるブエナビスタを信頼したい。

 レッドディザイアは枠順が赤ということでいかにも勝ちそうな雰囲気があるのだが、この内枠は痛恨。毎回腹を括って後ろから行くブエナビスタと違い、この馬は位置取りが不明瞭。オークスのように先に抜け出す形を作れるかどうか。紐は藤原厩舎の三人娘。ローズS勝ち馬ブロードストリート、途中からヤラズのジェルミナル、内に突っ込んで自滅したワイドサファイアまで抑える。

◎ブエナビスタ
○レッドディザイア
▲ブロードストリート
△ジェルミナル
☆ワイドサファイア


■参考レース (レース名をクリックすると別窓でレース回顧を開きます)
■馬券構築

 ブエナビスタとレッドディザイア2頭軸の3連複流し。

[3連複] ブエナビスタ−レッドディザイア−ブロードストリート 40%
[3連複] ブエナビスタ−レッドディザイア−ジェルミナル 30%
[3連複] ブエナビスタ−レッドディザイア−ワイドサファイア 30%


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